こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
先日、経営者が集まる
勉強会に参加したのですが、
経営者同士が集まる場で、
たまに感じることについてお話しします
それは、
「年商いくらですか?」
「月商どれくらいですか?」
みたいな、
売上の大きさで比較する空気です。
いわゆる”年商マウント”ってヤツです。
どうでしょうか。
経営者同士が集まると、
やはりどこかで
「どっちの方が大きいか?」
みたいな話になりがちですよね。
でも、僕はいつも思うんです。
年商自慢って、あまり意味がないと。
なぜなら、売上が大きいことと、
儲かっていることは、
まったく別だからです。
極端な話、年商1億あっても、
人件費、家賃、広告費、車両費、
外注費、紹介料もどきのようなム
そういったものが
どんどん出ていけば、
手元に残るお金はわずかで
逆に、年商が
そこまで大きくなくても、
きちんと利益が残っていれば、
その方がよほど健全です。
訪問マッサージの経営でも同じです。
売上が増えると、
一見すごそうに見えます。
でも、売上が増えるということは、
それだけ関わる患者さんも増えます。
生活保護や障碍者手帳を持った方で
プラスの行政手続きが
必要になることともあります。
施術スタッフも増え、事務スタッフ、
営業スタッフも増えます。
健全に増えるのであれば良いのですが、
急成長に伴って
お金目当てで集まってきた
メンバーだと当然、
トラブルも増えるんですね。
クレーム。
シフト調整。
レセプトミス。
施術者の退職。
家族対応。
スケジュール調整。
こうしたものが、売上の増加と
一緒に雪だるま式に増えていきます
つまり、
売上が大きい=ラクで儲かる
ではないんです。
むしろ、
売上が増えれば増えるほど、
院長の悩みも増える、
というのが現実です。
だからこそ、本当に見るべきは
年商や月商ではなく、
手残りがいくらかなんですね。
ここ、かなり大事です。
例えば、個人開業の
訪問マッサージ院で、
自分ひとりで回している場合。
月商100万円でも、
家賃もゼロ(自宅開業)、
スタッフ人件費もない、
ムダな固定費も
そんな状態なら、極端な話、
手残り99万円に近い
みたいなことだって、
構造的には十分あり得ます。
もちろん実際には、通信費や
消耗品や交通費など細かな経費はあり
でも、それでも利益率はかなり高くできます。
これ、すごいことなんです。
売上300万、500万、
1000万と見た目が派手でも、
手元に残るのが少なければ、
経営者としては苦しい。
一方で、月商100万でも、
しっかり利益が残って、
心も体も無理なく回るなら、
その方がよほど強い経営です。
にもかかわらず、
多くの人は売上ばかり見てしまう。
「あの先生は月商500万らしい」
「あの院は年商1億らしい」
でも、そこで止まってはいけません。
本当に見るべきは、
その売上を作るために、
どれだけコストがかかっているのか?
その結果、いくら残っているのか?
ここです。
訪問マッサージは、もともと
利益率の高いビジネスモデルです。
だからこそ、むやみに
規模だけを追うのではなく、
まずは
【小さくても、しっかり残る経営】
を目指した方がいいです。
年商マウントに振り回されない。
月商自慢に惑わされない。
大事なのは、
あなたの院に、
毎月いくら残っているのか。
その残ったお金で、
人生が豊かになっているのか。
そこを見てください。
売上を追うのもいい。
でも、その前に
手残りを意識する。
これが、訪問マッサージ院経営では
本当に大事です。









