梅雨シーズンのスケジュール調整方法

こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

今年の梅雨入りですが、
東京を含む関東も、来週にかけて
梅雨入りする模様です…。

梅雨の季節に突入すると
当然ですが雨の日が続きます。

僕は自転車で
往診することが多かったのですが、
自転車の後輪部分に掛けていた
ビニール傘を良く盗まれて
へこんでいました・・・。

朝から雨が降っているときは、
みんな自宅から
傘を持って出るからいいのでしょが、
お昼過ぎから雨が降る日などは、
傘を持ち歩いていない人は、
悪意なく、盗ってしまうのですかね。。

さて、梅雨の季節は雨の日が続きますが、
「あー、雨だから嫌だな~~。」
などと呑気なことは言ってられません。
天候はその日のスケジュール
大きく左右する要因の一つですから。

ということで、
今回は、訪問マッサージにおいて
信用度に大きく影響する
訪問時間についてお話したいと思います。

訪問時間に関しては、
基本的に、「外来」と「訪問」は違います。
個人で開業されており、
治療院を開設している場合は
外来患者さんの施術は
基本的には完全予約で対応しているところが
多いと思います。

通常の外来患者さんの場合は、
あらかじめ患者さんの希望日や
希望時間を聞いておいて
スケジュールを作成します。

もし、予定していた
患者さんが時間に遅れたり、
急用があって来院されない場合、
もしくは無断でドタキャンされた場合などは、
こちらとしては、スケジュールは大幅に狂い、
大変な迷惑を被ってしまいます。

しかし、訪問マッサージや
訪問鍼灸の場合には立場が逆転します。

訪問マッサージの患者さんは、先生が来るのを
楽しみに
(そうに違いないと思いたい)
待っています。
遅れてしまう事によって
気分を害してしまう方も少なくありません

ですから、我々訪問マッサージ師は
可能な限りスケジュール通りに
患者さんの自宅に行かなくてはなりません。

なぜ、訪問スケジュールが重要なのか?
その理由は次の3つです。

1:患者さんが楽しみに待っているから

患者さんは、毎週水曜日と
金曜日の午前10時になったら
鍼灸マッサージ師さんが
来てくれると楽しみに待っています。
(というか、そう思っていないと
 やってられません・・)
1週間の中で
楽しいイベントに遅れて来られたら、
気分を害してしまう方もいらっしゃいます。

2:家族ケアマネからの信頼を崩さないため

また、患者さんの中には
家族が自宅に居る時間帯に
マッサージをしてほしいという
要望のある方もいらっしゃいます。
家族の方も、患者さんの
介護の他にも買い物に行ったり、
銀行に行ったりと
いろいろな用事があるものです。

そんな時に、
マッサージ師が遅れてきたら…。
ご家族の1日の予定も
大幅に狂ってしまうこともあります。

3:その日の日程が全て遅れる場合があるから

個人開業でいっぱい、
いっぱいの予定を組んでいると
全ての患者さんに影響が出てきます。
僕も1日に13人の
施術をしたことがありますが、
その時のスケジュールはかなりキツキツでした。
1件予定が遅れると、
その後の全ての患者さんに影響が
出てしまうのです。

このような理由から、
我々は、可能な限り訪問スケジュール通りに
行動する必要があるのです。

じゃあ、予定通りのスケジュール
組むにはどうすればいいか?
あなたも、既に対策を取っていると思いますが、
僕なりの対処方法をご紹介させていただきます。

・新患さんを訪問スケジュール
 組み込む場合、
 既存の患者さんとの
 位置関係をしっかり確認する。

・訪問先ごとに
 出発時間をあらかじめ決めておく。

・前の患者さんと次の患者さんとの間に
 15分程度の余裕を持っておく。

・車を使う場合は交通渋滞が
 おこりやすい道路はなるべく通らない

雨の日などは早めの行動を心がける。

・15分以上、遅れそうな場合、
 もしくは早く着きそうな場合には
 電話連絡を必ずする。

これ以外にも色々と考えられますが、
どれも特別難しいことではないと思います。

一番大事なことは、
決まった時間通りに
訪問するという気持ちだと思います。

訪問マッサージにおいて
訪問時間とは、患者さんとの
大切な約束なのですからね^^