年中無休の医療法人が破産宣告

こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

お盆休みに入っている
先生も多いと思いますが、
しっかりとお身体を休めていますか?

訪問鍼灸マッサージや
介護の現場にいると、

「患者さんがいるから休めない」

「介護は無休だから仕方ない」

そんな感覚になりがちですよね。

僕も昔は、休むことに
どこか罪悪感がありました。

でも、最近あるニュースを見て、
改めて思ったんです。

【休まないことが、
 必ずしも強い経営ではない。】って。

昨夜、インターネットの
ニュース記事を見ていたところ、
歯科医院を運営する
医療法人破産したという
記事を見ました。

その医院は、虫歯治療から
ホワイトニング、
矯正まで幅広く対応し

無休」&
「平日は夜9時まで」

というノンストップ診療を
強みにしていたそうです。

患者さんからすれば便利ですよね。

・土日も診てもらえる。

・仕事帰りでも間に合う。

・いつでも
 診てもらえる安心感がある。

普通に考えれば、

「そんなに患者さん思いなら
 繁盛しているだろう」

と思います。

でも、現実には破産してしまった。

これを見て、僕は少し怖くなりました。

どれだけ患者さんのために
頑張っていても、
どれだけ長時間働いていても…。

経営の土台が崩れれば、
続けることはできない、
ということです。

これは訪問鍼灸マッサージも
まったく同じです。

介護の現場は無休です。

患者さんの生活も止まりません。

だから、

「自分も休んでいられない」

と思ってしまう
先生は多いと思います。

でも、施術者が
倒れたらどうでしょうか?

院長が体調を崩したら?

スタッフが疲弊して一斉に辞めたら?

そこで全部止まってしまったら、
結局一番困るのは患者さんです。

だからこそ、

【休むことも仕事のうち】

なんですね。

毎日朝から晩まで
15人の施術をして、
月末月初の夜は50枚のレセプト。
空いた時間に営業。
休日と寝る前には報告書作成。

これを何も続けていたら、
身体より先に心が悲鳴を上げます。

しかも、

「自分が休むと売上が下がる」

という状態なら、
それは強い経営ではありません。

むしろ、
院長が止まった瞬間に
売上も止まる危険な経営です。

開業当初は
現場の最前線でゴリゴリと
動く必要がありますが、
ある程度、
経営が軌道に乗ってきたら
訪問治療院経営で大事なのは、
働く時間を増やすことではなく、
「自分が働かなくても
 回る時間を増やすこと」
だと思っています。

「これは本当に
 自分がやる仕事なのか?」

と、一度考えてみてください。

そこで今日、ひとつだけ
物差しを渡します。

「自分の労働時間を
 半分にしても、
 売上を維持できるか?」

この質問です。

もし答えが「NO」なら、
今の経営には
まだ改善の余地があります

お盆くらいは、しっかり休んでください。

休んで、
頭が空っぽになった時に、
初めて見えてくることもあります。

患者さんを
大事にするためにも、
まず自分が倒れないこと。

無休の在宅の業界だからこそ、
自分まで
無休になる必要はありません。

長く続けるために、
ちゃんと休む。

これも立派な経営判断です!