応募ゼロの管理画面

こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

お盆休みに入って、

「少し求人の反応が増えたかな?」

と、求人サイトの
管理画面を何度も開いている
院長先生もいるのではないでしょうか。

施術者求人サイトの管理画面に、

応募者数:0」

と表示されている。

募集も出している。
なのに、問い合わせすら来ない。
これ、かなり凹みますよね。

実は、お盆休みというのは
求人が動きやすい時期でもあります。

普段は仕事が
忙しくて転職活動なんて
考えられない施術者も、
まとまった休みに入ると、

「このまま今の職場でいいのかな?」

「卒業した専門学校の同級生も
 同じような給与体系かな?」

「今の職場ではある程度の
 スキルが付いてので、
 次の職場を考えようかな」

と、スマホで求人を
見る時間が増えるんですね。

だからこそ、今はチャンスです。

ただし、求人を出しておけば応募が来る

というほど、
今の採用市場は甘くありません。

2026年7月には、「人手不足」を
原因とする倒産が過去最多となり、
人件費高騰による倒産も
増えているというニュースがありました。

人が採れない。

だから給与を上げる。

でも、上げすぎると経営を圧迫する。

訪問マッサージ院でも、

「近隣の大手が
 月給30万円なら、
 うちは35万円にしよう!」

みたいな勝負をしていませんか?

でも、これは小さな治療院が
絶対にやってはいけない戦い方です。

資金力で大手と殴り合ったら、
勝てません。

では、どうするのか?

答えは、

給料以外の魅力をつくる

ことです。

施術者が欲しいものは、
お金だけではありません。

もちろん、地域の月給相場が
30万円であれば
それに合わせていく努力は必要です。

しかし、月給30万円よりも、

・週休3日で働ける
・残業がほとんどない
・直行直帰できる
・訪問件数を詰め込みすぎない
・レセプト業務を院側がサポートする
・有給を取りやすい
・独立や院長へのキャリアパスがある

こういう条件のほうが
魅力に映る施術者も多くいます。

これらは、
金銭以外の立派な“報酬”です。

例えば、

「月給は大手より少し低い(27万)。
 でも週休3日で、
 夕方16時半には帰れる。」

どうでしょうか?

子育て中の
女性施術者にとっては、
保育園の閉演時間前に
お子さんをお迎えに行けますよね?

自分の鍼灸のスキルアップの
時間を確保したい人にとっては、
夜は、自費の鍼灸院で
バイトすることも出来ますよね?

月給3万円の差より、
こっちの方が魅力的に感じる
施術者もいらっしゃいます。

これからの採用は、

「いくら払うか?」だけではなく、
「どんな人生を提供できるか?」

まで考えないといけません。

特に訪問マッサージは、
店舗型と違って働き方を
柔軟に設計しやすい。

週休3日。
時短勤務。
曜日限定。
直行直帰。

昔の、

「週5日勤務・8時間勤務・
 月給25万円」
という型に、無理やり全員を
押し込む必要はないんです。

お時間のある際に、
求人票を一度見直してみてください。
給与欄を見るのではありません。

「この求人を見た施術者が、
 ここで働く自分の生活を想像できるか?」

ここを見てください。

お盆休みは、転職を考える
施術者の心が動く時期です。

だからこそ今、

古い求人票をそのまま出すのではなく、

「うちで働くと、
 こんな生活ができます」
をきちんと見せる。

応募ゼロ画面を眺め続けるのは、
もう終わりにしましょう。

給料勝負から降りて、
働き方で選ばれる治療院をつくる。

これからの採用は、
ここが勝負です。