Q.
先日お試しの体験マッサージに行った患者様で、69歳の女性、脳梗塞の既往歴と、
現在1ヶ月に2回ほど蜂窩織炎で両下肢が倍以上に腫れる方がおられました。
症状がきついので市役所に問い合わせて、医療助成が得られるか聞いて頂いたところ、
それでは重い障害とは認められないので現状の健康保険3割は変わらないとのことです。
その場合1回の訪問鍼灸ですと約千円と言う事で、高いのでやめられてしまいました。
3割負担の場合、1割負担の方と比べると結構自己負担が高いですが、
治療を勧める上で何か良い説得の方法はありませんでしょうか?
A.
1か月あたりの回数を少なくご提案したり、
治療院とその患者様の間に、もう1件患家があれば
往療費も負担が軽減されるので、そうなったら再度ご提案してみるなど
いかがでしょうか。
たとえ患者様ご自身に、訪問鍼灸に対して強いご希望があったとしても、
経済的な部分と折り合いをどうつけていかれるかはシビアな問題ですので、
治療を始めたとしても、せめて半年以上は継続していただける方かどうか
こちらもよく考えてお勧めしたほうが良いです。