こんにちは。
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
タイトルにもありましたが、
「アメリカでは体重の1割以内」
これ、
何の重さかわかりますか?
実は、
「ランドセルの重さ」
なんですね。
「なに突然」
と思われたかもしれませんが、
最近、このランドセルを
運ぶための商品を
“小学生が開発した”と
ニュースで
取り上げられていました。
このランドセルを
運ぶための商品(さんぽセル)、
予約が殺到し、
販売から2か月で、
すでに3000件の
予約が入っているとか ( ゜Д゜)
納品まで
4か月待ちだそうです(^-^;
多くの人が購入を
希望している商品ですが、
発売するや否や、
ネットで批判する大人が続出・・・
その批判に対して
子ども達が反論したり、
著名人も言及したりと
かなり話題になっていましたが、
この商品、
爆発的に売れた理由は
何だと思いますか?
「多くの小学生が求めていたから」
「今までにない商品だったから」
ですね^^
最近では、小学生の約3分の1が、
腰痛や姿勢の湾曲といった
“ランドセル症候群”の
症状を抱えているとのこと。
冒頭でも話しましたが、
「アメリカでは体重の1割以内」
というガイドラインがあるが
日本のランドセルは、
平均で約5kg もあるそうです。
小学校1年生の平均体重は
21Kgくらいだそうなので、
かなりの重さですね…。
この不調の原因となっている
ランドセルの重さ
「何とかならないか」
といった小学生や
親の悩みを解決できるのが
今回の商品だったということです。
そう、ニーズがあったから
売れたのです。
「ニーズをしっかり
とらえ商品化し、
需要があったから売れた」
ココなんです。
これは、大人だけの考えでは
ここまでのニーズに
合致した商品開発は
出来なかったのではないかと思います。
だって、
子どもの現状の辛さや悩みを
本当の意味で理解できるのは
同じ環境に
身を置く小学生ですからね。
今回は、小学生が
自分たちが必要としているものを
小学生の為に開発したから、
ウケたのでしょう。
僕が何を言いたいかと言いますと、
「ニーズの把握って本当に大事です」
ということです。
先日も、協会に患者様から
無料体験の
お問い合わせがあったのですが、
症状としては、
「足の甲が変形し歩行が困難」
だったのですが、
それは表向きな訴えで、
実際には、
「動かないことによる便秘で苦しい」
といった悩みがあったんです。
それも、患者さんからすると、
足の甲の痛みや歩行が
できないことよりも
何よりも便秘を
改善したいといった希望が
強かったんです。
色々な症状が出ている人でも、
人によって、
“何が一番辛いか”
“何をして欲しいか”は
その人にしかわかりません。
患者さんが施術に
心の底から満足できるよう
「患者さんの本当に求めている
ニーズは何だろうか」
といった姿勢で患者さんの
お話しに耳を傾けてみてください。