こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
株式投資の格言の中に、
「辰巳(タツミ)天井、
午(ウマ)尻下がり、
未(ヒツジ)辛抱、
申酉(サルトリ)騒ぎ、
戌(イヌ)笑い、
亥(イ)固まる。
子(ネ)は繁盛、
丑(ウシ)つまずき、
寅(トラ)千里を走り、
卯(ウサギ)跳ねる」
というものがあります。
2023年の「卯跳ねる」から、
2024年の辰年は更なる
上昇をたどるかのように
株価としては最高に
好景気の状況の様です。
↓↓↓
—– Original Message —–
【日経平均、
バブル後高値を更新】
東京株式市場で
日経平均株価が続伸し、
バブル経済崩壊後の
高値を6カ月ぶりに更新した。
終値は前週末比
385円(1.2%)高の
3万3763円と1990年3月以来
33年10カ月ぶりの水準。
前日の米ハイテク株高を受け、
東京市場でも
幅広い銘柄に買いが入った。
日本企業の稼ぐ力の
向上などへの期待も
株高の背景にある。
(Yahooニュースより引用…。)
—— End of Message ——
株式投資をやっていない方は、
ピンと来ないと思いますが、
2024年の日本は
バブル期並みの高水準に
なっているということです。
最近の、ニュースや新聞を見ると、
・「企業業績は好調だから
大きなリスクはない、
今後も株高が続く」
・「企業の稼ぐ力は向上している。
環境が大きく変わらない限り
日本のマーケットの
見通しは明るい」
なんていう記事を見たり、
聞いたりしませんか?
能登半島の地震や航空機事故など
ショッキングな
ニュースを目にしますが
世の中的には、
間違いなく「好景気」のようです。。。
でも、、、
ニュースでは
好景気と言われてますが、
あなたは景気が良いと
感じていますか?
一般家庭の生活も
豊かになっていると
実感できていますか?
僕の答えは
「いいえ」です。
好景気を感じるのは
大手企業や一部の上層クラスの方
たちがメインでしょう。
僕たちのような、
中小、零細企業にとっては
好景気ってあんまり恩恵を
受けることが出来ません。
特に好景気の時には
訪問鍼灸マッサージ院の
経営において最も大変なのが、
”人材確保”でしょう。
おそらく2024年度、
世間は好景気に沸くでしょうが、
儲かっている企業は
優秀な人材をバンバン採用していきます。
鍼灸マッサージ師の国家資格を
持っている方の中でも
「朝8時から夜23時まで、
週休1日体制の
治療院で手取り20万円で働くよりも、
週休2日制で、年間休日130日
毎日17時半には帰宅出来て
手取も30万貰える
一般企業の事務職に就職しよう」
と思う方も
増えてくるでしょう。
そうなると
旧態依然の運営を続けている
治療院は廃業、
もしくは事業縮小を
余儀なくされるところが
増えて行くでしょう。
2024年以降、高齢社会の中で、
在宅での施術の需要は増えていき、
集客に困ることは少ないでしょう。
でも、いくら患者さんが増えても
施術する先生がいなくては
受け入れることが出来ません…。
訪問鍼灸マッサージ業界においては、
特に、無資格のオーナーさん1人と
鍼灸マッサージ師が1人という、
ギリギリの人員体制で
運営しているような
訪問鍼灸マッサージ院は、
廃業と背中合わせの状況だと思います。
その先生が辞めたら
施術が出来ないので、
営業を休止せざるを得ません。
介護の業界でも同様に、
利用者さんは沢山いるが、
現場のスタッフの確保が出来ずに
運営を停止せざるを得ない
事業所が増えていると言います。
好景気の社会では、
鍼灸マッサージ師の
国家資格を持っている人も、
わざわざ労働環境が
厳しい治療院業界に
就職しない人も増えて行くでしょう。
他業種の大手企業などが給与面も
福利厚生面もバッチリ備えた待遇で
迎えてくれるなら、そっちで
働くという選択肢もある訳ですから。
ということで、2024年が
このまま好景気で進めば
”人材確保”が出来ない治療院は
かなり厳しい状況になるでしょう。
でも、この状況は
あなただけではなく
皆が困っているので、
そこに新たなビジネスチャンスが
生まれる可能性もありますよね。
小さな治療院同士の
”プチM&A”みたいな
サービスが流行るかもしれませんね^^
ただ、不景気や好景気に関係なく
必要な事は、
院長自身が覚悟を持って
自分自身でお金を
生み出すという力です。
この能力さえあれば、
どんな時代でも
適用できるはずです。
頑張って行きましょう♪