こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
どんな商売をするにせよ、
お金のやりくりは大変です。
訪問鍼灸マッサージ院の
売上の9割は、
売掛金と言う形で入金されます。
保険診療の場合は、
すぐに手元に現金が
入ってくるわけではありま
通常は2か月後に
保険者からお金が入ってきます。
保険者からお金が入ってくる前に
人件費や家賃などで
お金を払わなければならないのに
手元に現金がないと
ピンチに陥るわけです。
保険者からの入金は
2か月後になるので、
常に先出しで
費用の支払いが発生します。
そうなると、
資金繰りの行き詰まりから
黒字倒産に
陥ってしまう可能性があるのです。
ここで、一般的な
訪問鍼灸マッサージ院の
売上と支出の流れを
確認してみましょう。
施術スタッフさんを抱えている
訪問鍼灸マッサージ院での
お金の流れはこうなります。
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(例)
売上:200万円
支出:100万円(人件費、家賃等)
貯金残高:100万円
(月商200万、人件費、
家賃などの経費が毎月100万。
貯金残高が100万円を想定)
2024年
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6/1:開業オープン
介護施設やドクターやケアマネ等の
コネがあり、オープン前に
50人の新規患者を獲得
(※開業初月から
売上200万円確保見込みあり)
↓
6/4:今日(現場で施術)
(※貯金残高100万円)
↓
6/30
+ 20万円の入金
(※貯金残高120万円)
(6月施術分の自己負担1割分)
——————————
↓
7/10
(保険者へレセプト請求
(9割分)※9/30入金予定)
↓
7/25
- 100万円の支出(人件費、家賃等)
(※貯金残高20万円)
↓
7/31
+ 20万円の入金
(※貯金残高40万円)
(7月施術分の自己負担1割分)
——————————
↓
8/10
(保険者へレセプト請求
(9割分)※10/31入金予定)
↓
8/25
- 100万円の支出(人件費、家賃等)
(※貯金残高 -60万円)
(貯金残高マイナス突入、
今回は奥様のヘソクリで
何とか支払い対
黒字倒産を逃れられた…)
↓
8/31
+ 20万円の入金
(※貯金残高 -40万円)
(8月施術分の自己負担1割分)
8/31
+180万円の入金
(6月施術分の保険9割分)
(※貯金残高 140万円)
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↓
9/10
(保険者へレセプト請求
(9割分)※11/30入金予定)
9/25
– 100万円の支出(人件費、家賃等)
(※貯金残高 40万円)
↓
9/30
+ 20万円の入金
(※貯金残高 60万円)
(9月施術分の自己負担1割分)
9/30
+180万円の入金
(※貯金残高 240万円)
(7月施術分の保険9割分)
——————————
↓
10/10
(保険者へレセプト請求(9割分)
※12/31入金予定)
10/25
– 100万円の支出(人件費、家賃等)
(※貯金残高 140万円)
↓
10/30
+ 20万円の入金
(※貯金残高 160万円)
(10月施術分の自己負担1割分)
10/30
+180万円の入金
(※貯金残高 340万円)
(8月施術分の保険9割分)
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11月、12月、翌1月・・・・
今回のケースの場合は、
貯金が100万円あり、
初月から売上200万があり、
資金が底を尽きた時にも
奥様のヘソクリで対応できたという
奇跡的なシュミレーションです。
今回のケースの場合、
ポイントとなるのは、
8/25です。
↓↓↓
8/25
- 100万円の支出(人件費、家賃等)
(※貯金残高 -60万円)
(貯金残高マイナス突入、
今回は奥様のヘソクリで
何とか支払い対
黒字倒産を逃れられた…)
8/25に人件費や家賃などの
支払いが100万円必要になりますが、
貯金残高は40万円しかありません。
通常であれば、
この時点で倒産となります。
いわゆる
黒字倒産と言うやつです。
黒字倒産とは収入(200万)が
支出(100万)より大きくて、
利益が出ているのにも関わらず、
会社が
支払不能に陥ることを意味します。
今回のケースだと、
あと6日後の8/31になれば、
+ 20万円の入金
(8月施術分の自己負担1割分)
+ 180万円の入金
(6月施術分の保険9割分)
合計200万円
の現金が入ってくるのに・・・、
という状況です。
このような黒字倒産しそうな時に
どうするのか?
銀行さんに融資を
申し込むのも解決策の1つでしょう。
ただ、銀行さんの審査が通るまで
数か月間の時間が
掛かることもありますので
スピーディーではありません。
そんな資金がピンチの時に使えるのが
資金繰り改善サービスを
導入する事です。
資金繰り改善サービスを活用すれば、
本来であれば8/25に
100万円の支払いが必要になりますが、
その支払いを
9/30にズラす事が可能になります。
そうすることで、
貯金残高がマイナスになることなく
黒字の状況をずーーっと
キープすることが可能なので
黒字倒産する事はなくなります^^
訪問鍼灸マッサージ事業は
保険分(9割)の入金が早くても
2か月後になります。
それにも関わらず、
人件費や家賃等は先払いになるので、
どうしてもキャッシュフローが
キツくなる場面が出てきます。
こんな状況で、
8/25のように銀行の預金残高が
ゼロになったら、もう、”The end”
という事態になってしまいます。
このように、訪問治療院の
キャッシュフローがきつい際の
対策が求められます。
訪問マッサージの
フランチャイズ業者様の場合は、
その対策として、本部様が立替えて
翌月に加盟店様へ入金
(ファクタリング)するという
仕組みを提供しているところもあります。
確かにこの仕組みがあれば、
本来は2か月後に入金されるものを
1か月後に受け取ることが出来るので
資金繰りも軽減できます。
ただし、この仕組みを利用するには
かなりのコストが掛かります。
高額な加盟金とは別に、
毎月毎月の
ロイヤリティ
事務手数料
精算手数料
システム利用料等など。
売上が200万円/月あったとしても、
毎月、本部に
30万円程度支払う必要があります。
そうなると
1年間で360万円(30万×12か月)
5年間で1800万円(30万×60か月)
のコストが掛かってきます。
一方で、資金繰り改善サービスであれば、
8/25のような
支払いがピンチの時だけ
ピンポンとで活用する事が可能です。
もちろん1回だけの利用でもOKですし、
利用するのに融資のように
厳しい審査なども必要ありません。
このサービスにご興味がある方は
是非、当協会に
お気軽にお問い合わせくださいませ!