オーナー1人、施術者1人の状況は崩壊直前

こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

先日、訪問マッサージのフランチャイズに
加盟しているオーナーさんから
こんな質問を頂きました。

↓↓↓

—– Original Message —–

半年ほど前から、ある訪問マッサージの
フランチャイズに加盟して事業をスタートしました。


地元の先生と業務委託提携をして
患者さんも6名まで増えてきたのですが、
その先生が突然、辞めると言い出しました。

 


私は有資格者でない為、
その先生が辞めてしまったら
訪問事業を続けることが出来ません。


また、求人活動をしても
すぐに良い先生が見つけるのも
大変だと思っています。

 

—— End of Message ——


資格がないオーナーさんが
訪問マッサージ事業を始める場合、
もっとも高いハードルの1つが
施術者の確保です。


オーナーさんは資格を持っていないので、
特に気を付けなければなりません。


なぜなら、施術者が1人の場合、
”1”がなくなり”0”になった瞬間、
「ジ・エンド」になるからです。

 

最初は資金も無いし、売上もないので
1人の先生と業務提携して、
患者さんが増えてきたら
徐々に先生を増やして行けばいいかな・・・


と思っているオーナーさんが多いのですが、
先ほども言ったように、
その1人の施術者の先生が、
「今月末で辞めます!」
と言った瞬間に「ジ・エンド」になります。

 


そんな急に辞める人がいるのか?と
思うかもしれませんが、
鍼灸マッサージ師は、
僕も含めて基本的には社会不適合者が
多いので、ビックリするくらい
呆気なく辞めます(笑)

 


訪問マッサージのビジネスを行なう上で、
最も気をつけなければいけない数字があります。


それは、”1″という数字です。

 


例えば、

・施術者1人の先生に全ての患者を任せている
・集客を1つの方法に頼っている
・1つの老人ホームだけで売上げを上げている


このような”1”つのものに頼っている状態は、
非常に危険です。


特に、
オーナー1人、施術者1人の状況は、
崩落直前の状況と認識すべきです。


その状況を打開すべく
訪問治療院のの基盤を強固にするには、
最初から5人体制の組織を作る必要があります。


・オーナー1人(営業、ドライバー)
・事務員1人(事務、営業、ドライバー)
・施術者3人(施術、報告書作成)


この組織で月商200万程度を最初から
イメージして事業をスタートする必要があります。

 


逆にこれくらいの売上がないと、
訪問マッサージ事業を
オーナーとしてやる意味が無いです。


オーナー1人、施術者1人の状況は、
早かれ遅かれ必ず崩壊の時期が来ます。


あなたも、今いる先生との関係が途切れても、
問題ない体制が整っているかどうかを
自問自答してみてください。

 

 

この質問に対して、“YES”と答えられない場合は、
あなたのが”1”という数字に捕われているということです。


もしそうなっていた場合は、
対策を考え、実行していく必要があります。


実際に、
「オーナー1人、施術者1人」で、
廃業を迎えているオーナーさんは
後を絶ちません。

 


そうならないように、
最初から5人体制の組織を
作るつもりで動いて行きたいですね。

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