行列待ちの中で…

汽車

こんにちは!
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

GWの連休、いかがお過ごしでしょうか?

僕は、幕張メッセで開催されている、

「プラレール博 in TOKYO」

に行ってきました。

去年も行ったのですが、
入場前に凄い並んだので
今年も入場するまで1~2時間待ちは
覚悟してましたが、到着した
11時頃は意外にも空いていて
5分程度で会場の中へ♪

すんなり会場内に入れたものの、
会場内は物凄く混雑しており、
人気アトラクションは
どこも長蛇の列です。

特に人気なのが、

  • プラレール組み立て工場
  • プラレール釣り

の二つです。

この2つは、絶対に外せないという事で、
まずは、息子と妻の二人で、
プラレール組み立て工場(50分待ち)の
行列に並んで貰い、その間に僕はもう一つの
プラレール釣り(70分待ち)に
一人で並んで待機していました。

この「プラレール釣り」って
どういうアトラクションかと言うと、
池(箱)の中に入っている
プラレールの車両を制限時間1分間の間に
出来るだけ多く釣り上げるというもの。

何個釣り上げても良いのですが、
お持ち帰り出来るのは
その中の1つの車両だけと言うルールです。

70分待ちの行列も徐々に時間が
経過すると共に、釣りの
現場に近づいて行きます。

その現場を見ながら、
どういった利益モデルになっているのか
計算してみました。

このプラレール釣りですが、

  • 1回あたりの参加人数:20人
  • 参加費:600円
  • 1分間で、釣りのプレイ
  • 2分間で、人の入れ替えとルール説明

というのが全体像です。

利益を生むポイントは、
1分間のプレイと2分間の入れ替えの時間なので、

約3分間で20人×600円で12000円。

1分間当たり、4000円の売上です。

1時間に換算すると、
4000円×60分=24万円。

1時間の間の固定費を見てみると
アルバイトが5名位なので
時給1000円とすると5000円のコスト

あとは、プラレールを1つ持ち帰るので
その原価代が1つあたり50円としても、
3分間で20人の回転なので、
1時間で20回転になるので、

20人×20回転×50円=2万円

粗利益は、1時間当たり、
24万円-(0.5万+2万)=21万5000円

営業時間が、10:00~17:00の
7時間なので、
21万5000円×7時間=150万5000円

プラレール博TOKYOの開催期間が、

2016年5月3日~5月8日までの6日間なので
150万5000円×6日=903万円
の利益になります。

しかも、これは
「プラレール釣り」(先頭車両)だけの利益で、
別のコーナーで
「プラレール釣り」(中間、後方車両)もあります。

「プラレール釣り」(先頭車両)が終わったら、
ほとんどの子供が、
「プラレール釣り」(中間、後方車両)にも
参加するので、同じような利益が
作れているでしょう。

更に、会場内には10個の有料アトラクションがあり、
どこも凄い行列だったので、
6日間だけで、どれだけ儲かるんでしょうかね^^

しかも、有料アトラクションの他にも

  • 入場料
  • 飲食代
  • お土産(おもちゃ)

とキャッシュポイントが複数あり、
約10万人が来場するという事なので、
この短期間で物凄い売上を
上げているのだろうなーと思います。

特に、お土産(おもちゃ)は、
プラレールのアトラクションなどで
沢山遊んだ後に、最後の出口の前に
はプラレールのおもちゃが沢山
並んでいるのですが、当然、
子供におねだりされて、
親は買う買う買う。
しかも、1個当たりの単価も高額です。

それにしても、
あまり大々的に宣伝しているとは
思えないのですが、

なぜこんなに人が集まるのか?
そして、なぜこんなにお金を落とすのか?

大きな理由は、

「プラレール博TOKYOは1年に1回しかないから。」

しかも、時期も上手いです。

GWということで、
保育園や幼稚園や小学生は当然お休み。
電車大好きの子供もプラレールの
イベントは楽しめるし喜ぶ。

やっぱり
希少性と限定性の強いイベントは強烈だし、
人が集まって儲かりますよね^^