想像以上の市場規模

高齢化

こんにちは!
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

最近、品川や五反田周辺に行く
機会が増えているのですが、
その地域でも訪問マッサージの
往診車の姿を見かけることがあります。

また、僕は東京北区を中心に活動していますが、
患者さん宅の近くのセブンイレブンで
会員の先生と一緒にオニギリを買う事もありますし、
環七通りという大きな幹線道路の交差点の信号前で
知人の先生と会う事なんかもあります。

でも、もしかしたら
近くにライバル院が増えてきたら
患者さんが減る可能性もあるので
心配になるという考えを
お持ちの先生もいるかも知れません。

しかし、そのような場合は、
こう考えると良いです。

“市場(マーケット)は想像以上に大きい”

実際、高齢者向けの市場は客観的データから見ても
想像以上に大きなものになります。

2015年、日本の高齢化率(65歳以上)は過去最高の25.1%で、
世界でも類をみないほどの超高齢社会となっており、
今現在もさらに加速を続けています。

2025年までには、後期高齢者が5年ごとに
約200~300万人ずつ増加するという計算です。

このような客観的データ以外でも
訪問マッサージ・訪問鍼灸の出店に関しても
最低限のリサーチでライバル院の調査をするはずです。

リサーチしたうえで、既存の訪問マッサージ院が
ある近くで開業するのですから、
当然、その地域に高齢者の在宅サービスの
ニーズがあるであろうと予測して治療院を開設する訳です。

そもそも、その地域にニーズが無くて
全然儲からないのであれば
わざわざ治療院を構えることはしませんよね。

その地域で開業しても十分に採算がとれる程度の
マーケットキャパシティ(市場規模)があるというのを、
院長や責任者がきちんと調査し、判断しているから
店舗を開設しているという風にみることができます。

そうであれば、ライバルが増えたとしても
極端に心配する必要はありません。

むしろ同業者として、協力や助け合える部分のほうが
圧倒的に多いのが現実です。

敵意を持たずライバル院と仲良くなり
共に成長していける関係を築けることが
両店舗の経営に関しても、
地域の高齢者の方にとっても
良いことが多いはずです。