こんな思考は間違い!

積読

こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

受講生からこんなメッセージを頂きました。

「6か月間の講座でしっかり学んで、
 準備態勢を整えてから患者獲得をスタートしようと思います」

講座をしっかり学ぶのもOK!

準備態勢を整えるのもOK!

ですが、

「インプット → アウトプット」

の順番では成果に繋がりにくいです。

常に「アウトプットが先」という
考え方を持たなくてはなりません。

なぜアウトプットが先?

「インプット→アウトプット」の人は、
単語を覚えて、文法を覚えて、長文読解を覚えて、
リスニングを学んで、と英語に関して
ある程度の知識が頭に入ったところで、
実際に、
「ロサンゼルスにいってアメリカ人と話してみる」
という流れになります。

一方、「アウトプット→インプット」の人は
まずは、
「ロサンゼルスにいってアメリカ人と話してみる」
単語も文法もメチャクチャだが、
手振り身振りと情熱を持って
話してみるのが先に来る。

その後、アメリカ人の会話の中で
知らない単語を学ぶ、聞きなれない言い回しを学ぶ、
そして、次回は
「こういう風に言ってみよう」
「この単語を使ってみよう」と、
補強するためのインプットをする。

訪問マッサージ・訪問鍼灸の
患者獲得の場合も
同様の事があてはまります。

「インプット→アウトプット」の人は、
ケアマネ営業の仕組みを理解して、
綺麗な名刺とパンフレットを作って、
質問された時に困らないように、
同意書の事や、施術内容の事や
療養費の支給方法のことなど
全てトータルに身に着けてから
「ケアマネさんに挨拶に行く」
という流れになります。

逆に、
「アウトプット→インプット」の人は、
何の準備も無いけれど、
取り敢えず地元のケアマネさんに挨拶に行く。
そこで、

  • 「あなた、名刺持ってないの?」
  • 「この地域って同意書が難しいわよね?」
  • 「マッサージの療養費の仕組みを教えてくれる?」

と質問されながら、地元のケアマネさんの
ニーズを掴む。そして微調整を繰り返しながら
徐々に自分の形を構築していく。

もちろん、仕事のスタイルは様々なので、
正解、不正解はありませんが、
僕が今まで3000人の鍼灸マッサージ師を見てきた中で、
いわゆる「成果(売上)を出す!」という点に限っては、
「アウトプット→インプット」派の方が
圧倒的に多いです。

成果に直結するスピードを重要視するなら、
「まずはアウトプットを中心に据えること」を
意識することは、かなり重要なポイントですよね。