こんにちは!
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
今日から4月に入りましたが、
あなたの治療院にも、
そろそろ来てませんか?
そう、「春の新規依頼ラッシュ」が。
訪問鍼灸マッサージの世界では、
春になると
新規の問い合わせが
グッと増える傾向があります。
理由は明確です。
・ 寒さが緩み、外部サービスへの
ハードルが下がる
・ ケアマネが新年度の
予算を組み替える時期
・ 冬を超えて
ご家族の介護疲れの時期
だから、春は
“新規取りこぼし厳禁”の
ゴールデンタイムと言われています。
しかし!
ここで勘違いしてはいけないのが、
「春に新規が来た=
春に頑張った成果」
ではないということです。
え?どういうこと?って思いました?
実は、春の成果は
冬の過ごし方で決まってるんです。
もっと言えば、
「冬にどれだけ種をまいていたか?」
ここが勝負の分かれ目です。
・寒い中、介護事業所を
一軒ずつ訪問して名刺を配ったか?
・ニュースレターを
毎月コツコツと届けていたか?
・年始の挨拶回りで
「今年もよろしくお願いします」と
顔を出した
これらは全部、
“春に芽吹くための種まき”。
この地道な積み重ねをしていた人は、
4月以降、急に新規問い合わせの
電話が鳴り出すんです。
「前にチラシいただいたんですが…」
「いつもお便りありがとうございます」
「今月から訪問鍼灸を
週2回でお願いしたいです」
そうやって、何気ないひと手間が
“春の爆発力”に変わる。
でも逆に、冬の間に寒いから
と言う理由で何もしていなかった人は
春になっても
「なんで
ウチだけ依頼が来ないんだ?」と
頭を抱える
そう、数字に
出てくるのは“氷山の一角”。
新規依頼数という“成果”は、
その下にある見えない
努力・信頼・関係性という
土台があってこそなんです。
これは、畑の話と一緒です。
いくら春に「さあ収穫だ!」と
畑に行っても、
冬に土づくりもせず、種もまかず、
水もあげずにいたら、
当然、何も育っていません。
訪問鍼灸マッサージのビジネスだって同じです。
訪問鍼灸マッサージは
「信頼業」です。
“忘れられない存在”になるには、
季節関係なく
コツコツ種をまくしかありません。
だからこそ、
院長であるあなたには、
目の前の数字だけを追うのではなく、
土台を耕す視点を持ってほしいのです。
今、あなたの行動が、
3ヶ月後~6か月後の成果になる。
“春に咲かせるために、
冬にどんな準備ができたか?”
その差が、春以降の
売上を大きく分けます。
さぁ、今日は
どんな種をまきましょうか?