社会不適合者でも身に着けたい「ほう・れん・そう」

こんにちは!
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

誤解を恐れずいうと、
治療家さんって
社会不適合者が多いと思います。

実際に過去に

「自分は社会不適合者なので、
 なかなか治療院経営が
 上手く行かない・・・

というご相談を頂いたこともありました。

僕もそうですが、
おそらく、このメルマガを読んでいる
治療家さんは
世間一般から見たら
社会不適合者の部類に入ると思います。

例えば、普段の生活の中で、

・大人数が苦手で
 なかなか上手にしゃべれない

・やたらと盛り上がるっている人を見ると
 引いてしまう。

・職場の飲み会や
 行事の参加の意味が分からない

・職場の先輩や上司を全く尊敬できない

・誰かに指図されるのがとにかく嫌い

など思う節があるから、
独立起業して鍼灸マッサージ師という
仕事をしているのでしょう。

もちろん、カリスマ性があって
抜群の手技の技術があるような
先生でしたら、
そのままでも良いと思いますが、
訪問マッサージ・訪問鍼灸の
仕事をやっていくのであれば、
ある程度は社会に適合していく必要
あります。

なぜなら、訪問マッサージ・訪問鍼灸は、
「施術者-患者」という関係ではなく
「施術者-患者、ご家族、
ケアマネ、ドクター、ヘルパーなど」
多くの人間と関係を大切にしなければ
ならないからです。

訪問マッサージ・訪問鍼灸をしている
先生の中で、
挨拶をする、時間を守るなど社会人として
最低限必要なスキルを持ち合わせて
いない方が意外と多いので、
フツーの事が出来るだけで
選ばれる鍼灸マッサージ師になることが
出来てしまうのです。

特に、「ほう・れん・そう」と呼ばれる
「報告」「連絡」「相談」が出来る
鍼灸マッサージ師は患者さんや
ケアマネさんから支持されます。

例えば、患者さんの症状で不明な点は
自分で勝手に判断せず、ケアマネさんや
ドクターなどに確認・相談をする。
自己判断で対処すると思わぬ
失敗を招きかねませんからね。

また、患者さんの施術内容について
困ったこと、失敗したことはすぐに
報告・相談することで、ミスを
最小限で食い止めることも出来るのです。

自分は、社会不適合者だからといって、
周囲の人との接触を避け続けていれば
絶対に成果を出すことは出来ません。

最低限の、「ほう・れん・そう」は、
身に着けておきたいですね。