こんにちは!
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
さて、治療院経営者の
悩みは次の3つに集約されると
言われています。
それは、
1:売上げアップ
2:経費削減
3:資金調達
の3つです。
いかにして自社の売上を上げて、
出来るだけ経費を削減して
利益を残せばいいか?
そして、ある程度の規模の会社になると
どれだけの額を銀行から
引っ張ってこれるかという
資金調達の能力が必要になってきます。
訪問マッサージ、訪問鍼灸の場合は
小予算で開業できますし、
安定した収益が確保できるので、
銀行からドカンと融資を受けて
借金をするという
ケースは少ないかもしれません。
また、仮に融資などを受けた場合は、
銀行から借りたお金ですから
キッチリ利子をつけて
返済しなくてはなりません。
しかし、もし
返済不要で公的に貰えるお金が
あるとしたら興味がありませんか?
訪問マッサージ、訪問鍼灸の業界で、
“返済不要のおカネ”としては、
視覚障害の方を雇用したときの、
「特定就職難雇用開発助成金」が
有名で、これは、
最大240万円頂けるものがあります。
しかし、これ以外でも、
訪問マッサージ、訪問鍼灸院の
運営者が貰える可能性がある
お金があるのです。
それが経済産業省から
アナウンスされている、
事業再構築補助金です。
これまでも、コロナの影響で
事業にダメージを受けている企業や
個人事業主に対する
国の支援プログラムがありました。
今年の3月から公募を開始予定の
この補助施策はスケールが大きく、
我々が未来の成長を目指す上でも
役に立つ施策なのではないかと
思います。
※経産省ページへ
https://www.meti.go.jp/covid-1
この補助金ですが、
予算規模が1兆4,000億円という
大型支援施策になります。
”1兆???”
と聞くと、大きすぎて
イメージが湧かないと思いますが、
通常の補助金の予算は
1000億円程度が多いそうです。
この予算額から想像するに、
政府も本気でこう思っているのでしょう!
「お前ら!コロナが流行りだして約1年。
もう、コロナ前には
戻らないって分かっただろ!
今までと同じ事業をやっていても
お客さんは戻って来ない!
withコロナを前提に、
今までとは違った
何か新しいことをやれ!
チャレンジする人にはお金出すから!」
この事業再構築補助金は、
何か新しい事業やサービスに、
挑戦したいと思っていた方には
絶好のチャンスかもしれません。
実店舗からネット販売への業態転換や
対面型から非対面型への
サービス転換などはもちろんですが
会社として全く新しいサービスの
展開にチャレンジするなど
幅広く活用が出来そうです。
補助金は、最大6000万まで
出るので、大胆なチャレンジが
出来そうですね。
コロナに負けないような
強い治療院の基盤を作るのは
院長自身です。
そのために情報収集をして、
自院で出来ること、考えるべきこと
しっかりと準備しておきましょう!