こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
週末は、マッサージと
鍼灸の国家試験でした。
受験生の皆様お疲れさまでした。
今日から3月に突入ですが、
ここ最近、大手企業の早期退職に
関するニュースが続々と出ています。
例えば、、、
・NHKが早期退職募集
50~56歳対象、年齢構成を是正
・LIXIL、希望退職に965人応募
1200人の募集人数下回る
・オリンパス、
早期退職に国内844人応募
・青山商事、希望退職に609人応募
募集人数5割上回る
・カシオ、早期退職制度に81人応募
・リーガル、希望退職100人募集
在宅広がり革靴需要減
・ポプラが希望退職募る
創業以来初、構造改革で50人程度
などなど。
他にも数多くありますが、
コロナ禍による赤字リストラが
増えているようです。
かつて、大手企業のサラリーマンといえば
「安定の象徴」と言われたものでしたが、
コロナの影響で状況が一変しました。
早期退職を選択せざるを得ない方も
いらっしゃるでしょう。
ただ、今までは安定して
月収40万円の給料と
夏と冬にはボーナスが
支給されていましたが
それが無くなってしまい、
ゼロからのスタートとなると、
「将来に対して不安を感じる」部分も
大きいと思います。
なぜ、
「将来に対して不安を感じる」か
というと
自分の未来が見えないからです。
でも、自分の未来が見えないってことは
反面「期待」もある
と思うんですよね^^
実は、「先が見える」ことのほうが、
見えない以上に不安であると
言われています。
例えば、サラリーマンとして
会社に新卒入社し、
最初は社会の常識や仕事の内容など
右も左も分からないような状況で、
最初は追いつくのに必死になります。
しかし、10年、20年と経過すると
仕事にも余裕が出てきて、
周囲が見えるようになります。
サラリーマンを20年経験して
42歳になっていた場合、
「10年後、自分が52歳になると
この上司みたいな感じかな…」
「多分、年収はこれくらいだな。
娘の教育費払えるかな…」
といったことが見えてきます。
自分の将来をそのモデルとなる人と
重ね合わせた時に、
ある意味、未来はすでに
見えているワケです。
もちろん、自分自身の努力次第で
未来は切り開いていけますので、
「自分が必ずしも
そうなるとは限らない」
ということもあり得るでしょう。
けれど、同じ会社に勤めて
同じ人事制度、同じキャリア制度の中で
今いる道を歩き続けていれば、
いずれそれは現実のものとなる
可能性が極めて高いでしょう。
「狂気とは即ち、同じことを
繰り返し行い、違う結果を期待するこ
というコトバがあるように、
もし、心の底から
「自分はそうはなりたくない」と
思うのであれば
違う道を行くしかありません。
僕が現在、こうして
独立起業を果たすことができたのも、
意図的に歩いている道を
変更したからです。
独立起業して15年以上経過しましたが、
今も、自分の将来はわかりません^^
そもそも、大企業の
サラリーマンではありませんので、
10年後、20年後を予想するのは
困難です。
けれど、10年後、20年後が
見えないからこそ、
明るい未来にするために試行錯誤して
色々な施策を打ったりしています。
だから、未来が見えないから
不安というよりも、
見えない未来にワクワクしています^^
「先が見えない」ということは、
裏を返せば「それだけ可能性がある」
っていうことですからね。