こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
訪問鍼灸マッサージの運営において
新規患者さんの獲得は、
ハードルが高い部分です。
ケアマネ営業、
インターネットの広告、
チラシのポスティングなどを駆使して
お金と時間と手間を掛けて
やっと獲得した患者さんなので、
出来れば長期に渡って
対応してあげたい。
しかし、患者さんの中には
極まれにですが
とても残念な態度を取る方もいます。
例えば、、、
・無料体験の時はご機嫌だったが
実際の施術が始まった日から、
施術中にずっと文句を
言いちらす・・・
・症状改善を考えて
アドバイスしたことは
全くしない・・・
・予定していた施術を
無断キャンセルする・・・
など。
あなたならどうしますか?
さて、経営理論の中に
「80:20」と呼ばれる
非常に有名な法則があります。
この法則は、パレートの法則と呼ばれ
売り上げの80%は20%の優良顧客
から生まれるという意味です。
しかし、これとは別の法則で
「1:99」の法則というのが
あります。
これは、100人のうち1人の
クレーマー患者が
99%の問題を引き起こしている
という意味です。
このカテゴリーに入る患者さんとは
素早くサヨナラすべきです。
なぜなら、この患者さんのせいで、
他の患者さんに対しても誤った
対応をしてしまう可能性が
あるからです。
例えば、こんな患者さんは
すぐにサヨナラすべきです。
1:どんなことに対しても満足せず、
常に苦情を言ってくる。
2:施術者に嫌がらせをしたり、
絶えず悪態をつく。
3:無断キャンセルを2回以上した。
当院でも過去に上記のような
行為を行った患者さんとは
サヨナラしたことがあります。
確かに患者さんとしては、
身体が自由に動かないということで、
誰かに文句を言ったり、八つ当たりを
したくなることもあるでしょ
ただ、上記のような対応をする
ということは、
自分が提供している施術に必要性を
感じていないわけですから、
お互い時間の無駄になってしまいます。
なので、
「申し訳ないのですが、他の先生の
施術をご利用になった方が
よろしいのではないでしょうか?」
と、言ってあげてサヨナラすべきです。
僕の場合、このような対応をするのは、
100人に1人いるかどうかですし、
過去振り返っても1~2名程度です。
実際99%の患者さんには、
自分の施術が支持されているので、
1%のクレーマー患者さんに
引っ張られてしまうのは
デメリットが大きすぎます。
在宅でお困りの患者さんを
助けてあげたいという
想いはもちろんありますが、
治療院を運営するというのは
ビジネスであり、ボランティアでは
ありません。
院を運営するにあたって
お金が掛かりますし、
自分自身や家族も
生活していかなくてはなりません。
そんな中、いくら患者さんといえ
自分の施術を必要としない方や、
ドタキャンばかりして自院の
利益に結びつかない方などに
自分の大切な時間を割く必要は
ありません。
もし、そのような患者さんを
担当することになったら
出来るだけ早く、
サヨナラしてあげることが大切です。