こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
新型コロナウィルスの影響で、
また緊急事態宣言により、治療院業界も
大きな痛手を受けています。
リーマンショック以上と言われる
経済打撃で多くの人が不安な毎日を
過ごしていることでしょう。
また、訪問治療の現場で
施術している方にとって
患者さんの症状を悪化させないためにも
継続治療はした方がいいと思うが、
いつ何時自分自信が
ウイルスのキャリアになり、
感染させてしまうリスクもあります。
それこそ患者様に
感染させてしまったとなれば、
取り返しのつかないことになるので、
自粛しておいた方が良いのか・・・?
実際、
「収束するまでの期間は
自粛することにしました」
というお声を届けてくれた方も
いらっしゃいます。
継続すべきか?
自粛すべきか?
それぞれのお立場で、
それぞれのお考えがあると思います。
ただ、2020/4/10に発表された
東京都の休業対象業種には、
あはきの業種は
入っておりませんでした。
また、訪問治療の患者様の施術は、
単にリラクゼーションを
求めている方向けではなく、
医療保険の適用となる
「医療」の一環となるご施術
となります。
ドクターの同意をいただき、
在宅療養中の患者様のご対応をさせて
いただいているところです。
疼痛等の増悪抑制、
QOLの向上・維持は
この状況下においても
患者様の健康のために施術を
継続することもひとつの考え方かと
思われます。
日々のリハビリにより、現状維持、
悪化を防ぎ、患者さんによっては
良い効果が出ている方も
いらっしゃいます。
実際に外出を控えた患者様には、
精神的にお辛い状況に
ある方もいらっしゃるようです。
そういった方々と、訪問の施術者様が
接することにより、中には外部からの
訪問者に対し不安をお持ちの方も
いらっしゃるとは思いますが、
精神面のケアがなされる可能性も
非常に高いと思われます。
施術をさせていただくと、
定期的に患者様にお会い
できるので、施術以外の利用者様の
日常生活や精神状態も別途、
ご報告させていただけることも
営業先のケアマネ様にお伝え出来ると
良いですね。
訪問には、細心の注意を心がけ
患者様に感染者が出ないように、
「感染しない・感染させない」
という取り組みもPRしてください。
営業時の配布するチラシに、
「当院のコロナウイルスに対する
取り組み」をまとめ
持参するのもいいですね。
・ご利用者様・施術者ともに
検温(37.0℃以上で退勤)
・手指消毒の徹底
・マスクの着用
・できるだけ換気ができる部屋で、
換気を行い施術を行います。
また、訪問鍼灸マッサージは
【三つの密】を避けながら、
治療を行えるので高齢者の方も
安心して受けられるサービスと
なっています。
〇密閉空間…換気のできる部屋で
換気を行いながら施術を
するので
密閉にはなりません。
〇密集場所…ご利用者様のご自宅で
行いますので、
人が密集する事は
ありません。
〇密接場面…施術をするので密接には
なりますが、マスクを
着用し施術を
行いますので、飛沫感染の
リスクを最小限にして
施術を行います。
ご訪問にあたり、公共交通機関を
使わないとしたならば、
上記三密を回避してご訪問致します。
というコメントも記載できますよね。
訪問鍼灸マッサージは、
患者様(ご利用者様)のお身体の状況に
あわせたリハビリ的要素を含んだ
施術が可能です。
ご病気、もしくは加齢による
症状により、お身体を動かす必要が
ある方が、ご自身で動かすことが出来ない
場合、廃用症候群ではないですが、
さらに身体が動かなくなるなどの
悪循環が生じてまいります。
また、営業については、
ご訪問先のケアマネ様の立場になって
ご提案できると良いのかなと思います。
ただし、自分そして周囲の方の
お身体に問題が発生しないように
留意しながら対応していきたいですね。