こんにちは!
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
新型コロナウイルスに関しての
ニュースを目にしない日は無いですが、
やはり訪問鍼灸マッサージ業界にも
大きな影響が出ています・・・
前年度に当協会の
会員さんから頂いた情報を
シェアさせて頂きます。
↓↓↓
—– Original Message —–
藤井先生
新型コロナウイルスに関してですが、
私の市では特養、有料老人ホーム等に、
2/29まで家族の面会を、
原則禁止するように、
通達がありました。
当院がいつも施術で
伺っている施設からは
その通達どおり、
訪問マッサージの休止を
指示されました(ツライ・・・)
おだやかに終息を祈るばかりです。
—— End of Message ——
毎年、1月、2月の寒い時期にかけて、
インフルエンザやノロウィルスによって
介護施設封鎖があるのですが、
昨年と今年は、
新型コロナウイルスの影響によって
これから訪問鍼灸マッサージの
売上がガクンと下がる可能性が
あります。
仮に施設の患者さんを
8名担当していた場合、
8名の治療中止となると
売上約30万の減額になるわけですから、
個人や小規模で運営している
訪問鍼灸マッサージ院にとってみれば
大打撃ですよね・・・。
このように、
訪問マッサージ・訪問鍼灸をしていると
ある時期に、継続して施術してきた
患者さんが立て続けに減る時があります。
治療を中止(休止)する理由は
様々ですが、ちょうど同じ時期に
終了する人が重なるなど、
何かが一回りすると、
こうなるような気がします。
では、これはマズイ事なのか?というと、
考え方次第で、プラスに働きます。
一時的に売上は減るかもしれませんが、
その分だけ、
・新規の患者様を受け入れる
スペースができる、
・新たな営業ツールなどを
つくる時間ができる、
など、次の飛躍に向けた準備が
できるようになるわけです。
まぁ、入れ替わり時期という事ですね。
そしてこの入れ替わり時期の
過ごし方によって、
今後どうなるか決まります。
まず、何と言っても、
空いた時間を利用して、
新規患者さんの
受け入れ態勢を整える事です。
それは、
新たな営業先の掘り起しだったり、
ホームページの改善だったり、
チラシをポスティングするだったり、
スタッフを雇うことかもしれません。
要は、患者さんが
立て続けに減ってしまい、
入れ替わりの時期は、
こういう事をしっかりと
整えておく時期にあてるわけです。
そして、今度は整えたそれを打ち出すと、
以前の売上よりもグゥーーンと
伸びることが良くあります。
こうやって、時間が空いた時に
しっかりとタネを蒔いて、
芽を育てて、花が咲かせるという
思考が必要です。
ただ頭で思うより結構、時間が
かかるので、辛抱強く成長を
待つ事が出来るかがポイントです。
患者さんが減るも何も、
まだ開業したばかりで
これからという方には、
この季節感は中々掴めないですが、
一度、回り出すと、
この感覚は段々、掴めてきますよ。
安定した収益が確保できる、
訪問マッサージ・訪問鍼灸においても
このように必ず波があるものです。
予約がパンパン状態で、
施術、移動、事務処理だけに
追われてしまっては
なかなか他の事や新しいことに
手が回りなくなります。
まだ、患者さんが少なくて
時間があるなら、それは
しっかりとした
仕組みつくりのチャンスだし、
患者さんがどんどん入り始めた方は、
嬉しいかもしれませんが、
次の手を考えるタイミングは
計っておいた方が良いわけです。
ビジネスを成長させる速度は、
人それぞれ違うし、その計り方も
バラバラだとは思いますが、
1日最大10人の施術が出来る
時間があったとしても、
常に2割程度の余白を残して、
1日8人程度に敢えて抑えて進むのが
良いかなと思います。