こんにちは!
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
訪問マッサージの採用関連で
indeedの管理画面を見ていたのですが、
新着情報として
オリンピック関連のお仕事が
目立つようになりました。
例えば、、、
・オリンピックの誘導スタッフ
緊急募集(時給1500円)
・オリンピック&パラリンピック
イベント要因(日給1.4万円)
・オリンピック バス乗り場までの
案内業務(日給6000円~)
・オリンピック関連 搬入搬出業務
(時給1500円)
・オリンピック運営サポート
(時給1500円)
など。
これから梅雨が明けて
更に暑くなると思いますので、
屋外でのお仕事については
熱中症に注意して、
頑張っていただきたいものです。
さて、世の中には多種多様の
アルバイトがありますが、
実は訪問マッサージ事業で
上手く行っている院長(社長)も
開業当初はツライ時期があったと
いう方も多いです。
独立開業当初の3か月~1年間くらいは
交通整備のアルバイトや
コンビニのアルバイトや
ファミレスのアルバイトや
深夜の道路工事のアルバイトなどで
生計を立てていたという方も
少なくありません。
いざ、独立起業しようとした際に、
訪問マッサージ・訪問鍼灸という職種は
独立開業することのハードルは
極めて低いです。
なので、今現在、
・20代~30代
・独身
・実家暮らし
という状況であれば
何のリスクもないので
すぐに訪問マッサージ・訪問鍼灸で
独立開業すればいいです。
しかし、すでに結婚されていて、
お子様がいるような
状況では多少は慎重になる
姿勢も求められます。
何故なら、保険治療の場合は
収入の9割分が自分の銀行口座に
入ってくるまでに約3か月程度
かかるので、最低でも
3か月間は生きていくための
資金を作らなければなりません。
3か月で訪問マッサージの
経営が軌道に乗れば
いいのですが、そうでない場合は
6か月間、12か月間と
アルバイトを続けなければ
生活を維持できない
というケースもあります。
訪問マッサージ・訪問鍼灸は
しっかりしたノウハウの元で
確実に実践すれば、かなりの
高確率で成功すると思いますが、
100%全員が全員
成功するわけではありません。
そう、実は誰でも彼でも
簡単に成功なんて実現できないのです。
成功するまでにどれだけの
努力と失敗があったのか。
それは、その人個人に聞かないと
絶対にわからないことです。
そして、大抵の人間は
失敗談なんて言いたくないので、
下積み時代の貧乏話や
アルバイト時代の苦労話は
ほとんど表に出てこないのです。
訪問マッサージ・訪問鍼灸で開業しても
地元で認知されるまでにある程度の
時間は必要になります。
開業初日から売上がガンガン
上がることなんてほぼ皆無です。
ということは、しばらくは
自分の貯金を取り崩す、
もしくは、起業したにも関わらず、
家賃や食費や水道光熱費や養育費などの
固定費を払うためにバイトを
しなければならない現実があります。
その覚悟が無ければ、
独立開業はしないほうがいいです。
一つ例を挙げると、、、
当協会で、先月度の
売上が78万だったという
Tさんという方がいらっしゃいます。
Tさんは、開業したての時は売上は
脳梗塞後遺症の親戚の伯父さん
1件だけだったそうです。
売り上げにすると月3万円だけ。
3万円の中で、最初の月にもらえるのは
自己負担分の3000円だけ。
正直、1か月目の手取りが
3000円では、どうにもこうにもなりません。
カッコつけて、
訪問マッサージ院を開業したが、
なかなか患者さんが増えなかったので、
深夜22時から翌朝4時頃まで
道路工事のアルバイトで
生計を立てていたそうです。
正直、とても悔しかったようですが、
でも、それが現実だったのです。
だって、食えないもんは
食えないのだから。
Tさんは、家族がいらっしゃるので、
すぐ廃業して、また勤務サラリーマン
になることも考えたといいます。
このように、独立開業しても
食えないときは本当にキツイのです。
でも、Tさんは結果論としては
今現在は、
すごく楽しい生活を送っています。
勤務時代よりも何倍もの収入を得て、
家族との時間もとれるようになったので、
本当に楽しそうな生活をしています。
ただ、ここまで来るのは
本当にきつかったと言います。
お金もだし、対外的なものも含め、
本当にきつかったそうです。
そんなに、全員が全員、
すぐ成功したら鍼灸マッサージ師は
貧乏が多い業界にはなっていません。
でも、最初の3か月を
アルバイトでもして
何とか乗り越えることができれば
かなり安定した収入が見えてきます。
「お金がないので止めておきます…」
独立起業するにあたってお金がない…
これは誰もが該当することです。
貯金が1億あって、余裕があるという人は
ほぼいません。
お金が無い中で、なんとかするのが
起業家の仕事です。
仮に、手持ちの現金がなくても
・アルバイトで食い繋ぐ
・国や自治体からの
「助成金」を申請する
・地元の銀行からの融資を受ける
・親に土下座して借りる
・友達に頼んで借りる
など、いくらでもお金を手に入れる
選択肢はあるはずです。
最初は誰もが
大変な思いをするものですが、
それを乗り越えた先には
明るい未来が待っています^^