こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
このブログをご覧頂いている方の中には、
現在、サラリーマン治療家として
月給を頂きながらも将来的には
独立開業を目指しているという方も
いらっしゃいます。
サラリーマン治療家として
活動が出来ている
今の環境はとてもラッキーなはずです。
なぜなら、
サラリーマン治療家の期間しか
出来ないことがあるからです。
それは、
独立開業したあとに起こることの
「すべてを実験すること」です。
たまに、独立開業する前から
節税の話やボーナスの
話をする人がいますが
それは「あとの話」になるので
サラリーマン治療家時代に
考える事ではありません。
独立開業には手順とステップがあり、
ここを間違えると努力とは無縁に
悲劇を引き寄せることになります。
もちろん、
家族を悲しませ僅かな貯金を
切り崩してもいいというならば
闇雲に実践しても良いでしょうが、
おそらく上手く行かないでしょう。
そして、
妻に一生、頭の上がらない生活を
虐げながら夜間の工事現場の
アルバイトに向かう生活を
余儀なくされる場合もあります。
ただ、このブログを読んでいる
サラリーマン治療家の方は
非常にラッキーです。
なぜなら、
サラリーマン治療家時代にやるべきことを
この時点で知ることができたからです。
しかし、
多くのサラリーマン治療家は
そのことを知らずに、
「患者さんとご家族の
笑顔さえ見れれば・・・」
という想いだけで、
真夏の炎天下の中を
バイクや自転車で走り回っての
往診を繰り返しています。
そして、
独立開業したあとに、新規集客に頭を抱え
この事実にはじめて気づくのです。
それからでは正直、手遅れです。
なぜなら、
預金残高にもタイムリミットが
あるからです。
だからこそ、
サラリーマン治療家時代に
独立開業したあとに起こるであろう
すべての事を
経験しておく必要があるのです。
しかも、サラリーマン治療家だから
給料をもらいながら実験できるのです。
更に、この時点で失敗しても
給料から差っ引かれることは
ありません。
これほど恵まれた環境はありません。
・訪問治療院のコンセプトメイク
・ネットとリアルの新規集客
・ケアマネさんへのセールストーク
・リピートする訪問鍼灸の商品作り
etc…
これらを独立開業してから行っていたら、
瞬く間に貯金通帳の残高が
ゼロになってしまいます。
だからこそ、
サラリーマン治療家時代に
できることは
すべてやっておく必要があるのです。
とは言え、、、
「今勤務している会社では
施術しかやらせてもらえない…」
というような言い訳をしたり成果を出せない
としたら独立開業はやめたほうが懸命です。
なぜなら、
現在勤めている治療院(会社)には、
創業院長や経営者(オーナー)が
積み上げてきた信頼や資金があり、
そのうえで、サラリーマン治療家の
給料が約束されているからです。
しかし、独立開業したら
信頼や資金や給料などは
全て無くなってしまい
完全にゼロからのスタートになります。
そんな中から這い上がり売り上げを
上げるのが独立起業というものです。
だから自由になりたいから
起業したいだったり
嫌な上司がいないから起業するという
ような甘い考えで成功できるほど
楽ちんな世界ではありません。
ただ、今の3倍くらい本気で、
3年間は休みなしで頑張って働く
ことが出来る覚悟があれば、
訪問鍼灸マッサージほど
簡単な事業は他にはないはずです^^