ルールブック

こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

「ホウレンソウ」

報告、連絡、相談、
という社会人としては
基本の基本です。

報告、連絡、相談の中には、
良い情報と悪い情報に
分けられます。

この中で院長としては、
悪い情報ほど
早く報告してほしいと思うはずです。

なぜなら、対応が遅れれば
最悪の場合、治療院経営が
傾くこともあるからです。

例えば、

室内で歩行練習をしていたら
転倒してしまって
床に足を強くぶつけてしまった…。

その場では、患者さんは
大丈夫と言っていたが、
翌日病院でレントゲンを撮ってみたとろ
骨折が判明した…。

そうなってからでは遅いです。

色々なことが後手後手に回って
対応するのが大変に
なってしまいます。

だからこそ、
悪い情報は早く報告してほしいのです。

とはいえ、現場で働く施術スタッフは、
自分に不都合なことが起こると
それを言いたくないという
気持ちも働きます。

なぜこのようになってしまうのかと
言うと、怒られたくない
という気持ちがあるからでしょう。

また、悪い情報を報告することで、
自分自身の身によくないことが
起こるかもしれないと思うと、
それを避けようと
するからかもしれません。

しかし、こうなってしまうと
最初は些細なミスでも
気付くまでに多くの時間がかかることで
大きな問題に発展する場合がある。

そして、最悪の場合、
治療院の経営が傾く原因に
なることだってあるでしょう。

では、どうすれば
悪い情報ほど早く報告してもらえる
ようになるのだろうか?

それには、ルールブックが役に立ちます。

僕の会社では、
コモンバリュースタンダード
(共通の価値基準)として
僕が考えている価値観を
文書化した社内のルールブック
あります。

その中には、
悪い情報ほど早く知らせてほしいという
価値観の元、その行動基準が
書いてあります。

このようなルールブックがあることで、
何か問題やトラブルが起きたときに
どのように行動すればいいのかが
ひと目でわかるようになります。

問題が起きたときに
どうしようと思い、
報告を躊躇するのではなく、
ルールブックに書いてある通りに
動くことになります。

そうすれば、
問題に対して早く対処できるように
なり、大きな問題に発展するのを
事前に防げるようにもなります。

院長なら、現場で起こった
悪い情報ほど早く報告して
欲しいものです。

なぜなら、対応が遅れれば
それは治療院の信頼が墜落し、
経営が傾く場合もあるからです。

決してそうならないためにも、
院内のルールブックを作成し、
治療院のスタッフ全員と
共有できるといいですね。