こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
本日の午前中に
残念な連絡が届きました…。
↓↓↓
—– Original Message —–
藤井先生
いつも大変お世話に
なっております。
昨年の春に開業して
患者さんも徐々に増えてきたのですが、
その先生が突然、
来月末で辞めると言い出しました。
信頼していた施術者さんでしたので、
まさか、、、
という想いでいっぱいです。
現在、当院では施術者は1名です。
私は有資格者でない為、
その先生が辞めてしまったら
訪問事業を続けることが出来ません。
このような場合、
どう対処したら良いか
アドバイス頂ければと思います。
—— End of Message ——
資格がないオーナーさんが
訪問マッサージ事業を始める場合、
ハードルの1つとなるのが
施術者の確保です。
オーナーさんは
資格を持っていないので、
特に気を付けなければなりません。
なぜなら、施術者が1人の場合、
”1”がなくなり”0”になった瞬間、
廃業一直線に
なってしまうからです。
最初は資金も無いし、売上もないので
地元の1人の施術者と業務提携して、
患者さんが増えてきたら
徐々に先生を増やして行けばいいかな・・・
と思っているオーナーさんも
一定割合いますが
先ほども言ったように、
その1人の施術者の先生が、
「お世話になりました。辞めます!」
と言った瞬間に終わってしまいます。
そんな急に
辞める人がいるのか?と
思うかもしれませんが、
ビックリするくらい
呆気なく辞めます(笑)
音信不通で辞めるなら
まだ可愛い方で、
ひどいケースだと、
患者さんを引き連れて
隣り町で開業してしまうという
ケースもあります。
訪問鍼灸マッサージの
ビジネスを行なう上で、
最も気をつけなければ
いけない数字があります。
それは、”1″という数字です。
例えば、
・施術者1人の先生に
全ての患者を任せている
・集客を1つの方法に頼っている
・1つの老人ホームだけで
売上げを上げている
このような”1”つのものに
頼っている状態は、
非常に危険です。
特に、
オーナー1人、施術者1人の状況は、
崩落直前の状況と認識すべきです。
その状況を打開すべく
訪問治療院の
基盤を強固にするには、
最初から最低でも、
5人体制の組織を
意識を作る必要があります。
・オーナー1人(営業、ドライバー)
・事務員1人(事務、営業、ドライバー)
・施術者3人(施術、報告書作成)
この組織で月商200万程度を最初から
イメージして事業を
スタートする必要があります。
逆にこれくらいの売上がないと、
訪問マッサージ事業を
オーナーとして
やる意味が無いと思っています。
オーナー1人、施術者1人の状況は、
早かれ遅かれ必ず
崩壊の時期が来ます。
あなたも、今いる先生との
関係が途切れても、
問題ない体制が整っているかどうかを
自問自答してみてください。
この質問に対して、
“YES”と答えられない場合は、
あなたのが”1”という数字に
捕われているということです。
もしそうなっていた場合は、
対策を考え、
実行していく必要があります。
実際に、
「オーナー1人、施術者1人」で、
廃業を迎えているオーナーさんは
後を絶ちません。
そうならないように、
最初から5人体制の組織を
作るつもりで動いて行きたいですね。