施術者採用の成功ルール

こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

当協会では、訪問治療ジョブという
求人サイトの運営をしていますが、
上手に採用が出来る治療院と
そうでない治療院の
特徴をシェアいたします。

鍼灸マッサージ師の採用となると、

・女性の施術が良いなぁ~

・年齢は20代~30代が良いなぁ~

・在宅の経験が3年以上が良いなぁ~

・笑顔が素敵で
 愛嬌がある方が良いなぁ~

という方であれば
誰もが採用したいと思いますが、
残念ながら上記のような条件に合致する
鍼灸マッサージ師さんは、ほぼ居ません…。

現実的な採用となると、
性別、年齢、経験などある程度は
妥協していく部分があります。

それで、上手に採用
出来る治療院さんの
共通項は何かというと、
「面談数」
数多くこなしているということです。

施術を募集している治療院さんで、
登録してスグに
8名を超える求職の方と
面談を行った方もいらっしゃいます。

その先生は分かっているのですね、

採用とは確率論」

ということを。

成功の反対は失敗ではなく、
 挑戦しないこと」

という言葉もあるように、
採用とは結局のところ確率論なので、
良い人材に出会うには、
悪い人材に数多く会う必要があります。

たとえば、3人の
業務委託施術採用するなら、
最低その3倍の9人と面談をする。

採用は多くの人に会えば
より優秀な人に出会える
「確率論」だと考えています。

面接の数を重ねることで
鍼灸マッサージ師の特徴なども
分かってくることが多いです。

そりゃ、求職の中には
とんでもない社会不適合
鍼灸マッサージ師もいます。

でも、そのとんでもなく悪い人材と
お会いしないと、自分の院の
採用基準を作る事が出来ません。

”一発必中で最高の人材を採用する”

この行為自体に無理があります。

これは、ケアマネ営業と一緒で、

”最初に挨拶に行ったケアマネから
 新規患を3名紹介してもらう”

と同じような事です。

新規患が3名獲得したいなら、
最低でも90名のケアマネさんと
挨拶して名刺交換して
信頼関係を作って行く必要があります。

採用は求職と治療院との契約です。
良い人材をとりたいなら、
とにかく会う回数を増やす必要があります。

結局のところ、
より多くの人にアプローチして、
より多くの面接をした治療院が、
より優秀な人を採用できる。

これが採用成功ルールであることは
間違いありません。

それと、業務委託で募集している場合は、
もっと、気楽に考えても良いと思います。

正社員雇用となると、一度採用してしまうと
解雇するのは非常に難しくなってきますが、
委託関係の場合は、
ある意味サバサバした関係です。

仮に面接時に
その先生の素養を見抜けずに、
委託契約を結んでしまったとしても、
その後、その先生がイケていないと分かったら、
さんの施術
任せなければいいだけですからね。

採用とは確率論」
ということを理解し、
もっと、気軽に鍼灸マッサージ師さんと
お会いすることをお勧めします^^