こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
さて、今年の
日本シリーズ(野球)は
ご覧になられましたか?
オリックス・バファローズと、
東京ヤクルトスワローズが
日本一を懸けて
戦いましたが、どの試合も接戦で
とても刺激的な
日本シリーズとなりました。
ヤクルト、オリックスともに
前年度は最下位でしたが
今シーズンは
ペナントレースを制して
日本シリーズに出場しました。
その中でも
オリックス・バファローズは
この20年でAクラス
つまり3位以上はわずかに2回。
2年連続最下位が続いて、
「なんでいい選手がいて
勝てないのか」
「なんでBクラスなのか」
と散々言われ
悔しい思いをしてきました。
そんなオリックスですが、
なぜ、今シーズンは
これほど劇的に強くなったのか…
これには
次の3つの理由があると思います。
1:チームの活性化
今年のオリックスは
FAやトレードで
大型補強したわけではなく、
ほぼ全員が昨年も
チームに所属していました。
ですが首脳陣が
目指したファーム施設の充実や、
スケールの大きい選手を
重視するようになったドラフト戦略、
若手の投手や
二軍でくすぶっていた選手を抜擢、
コンバートをすべて
成功させた事が結果に出て
チームの底上げによって
つかんだ優勝でした。
まだまだ底を
見せていない若手は多く、
チームの活性化に
すごく期待がもてます。
2:「見えないものを見る力」
・選手が限界まで
成長した場合にどのレベルの
選手になるか【見抜
・伸び悩む選手をどうすれば
覚醒させられるのか【閃く力】
・将来どういうチームに
なっているべきなのかを
明確にする【創造
要するに人間の
集合体を成長するために、
将来を見通せる資質を有した、
中嶋監督の
「あらゆるビジョンを創造する力」が
オリックスを
強くしたものと予想されます。
3:「対話力」
対話力は「見えないものを」
選手に理解してもらい、
実際に「見えるもの」に
変えていくために必要な能力です。
脳内のイメージを選手や
スタッフに理解してもらい、
実行&具現化していき
「努力する価値がある」と
思ってもらう為、
大変な労力をかけ、
信じられないくらいの頻度で、
中嶋監督は試合中に
メモを書き込み選手と
対話を繰り返しました。
正直他の球団の監督は
腕を組みムスッと試合を
見ている場面ばかり
頻繁にメモを取る監督は
あまり見ることがなく、
中嶋監督が徹底した
意識付けの力を感じます。
これらの能力に
欠けた指揮官は、
伸び悩む選手を
便利屋として終わらせてしまったり、
世代交代できず若手が
成長する機会がないまま
チームの将来に不可欠な
選手を放出したりしてしまいます。
これらの3つのポイントが
今年のオリックスの
強さだったと思いますが
あなたの治療院の
場合はどうでしょうか?
1: 今いるスタッフの
活性化が出来ていますか?
2: スタッフの可能性を
見いだしていますか?
(例)施術者でも
営業もできるかも?
事務作業もできるかな?
3: 日々のコミュニケーション
(対話)は取れていますか?
例)直行直帰の場合等は、
なかなか施術者の方と
お話する時間がない…
そんな時は、LINE等の
オンラインツール使って交流する等
上記3つができれば、
今年の
オリックスのように
強い院を作れるはずです!
チームの腐敗が深刻で、
「ビジョンなき集団」を
1年でここまでの躍進を遂げるほどの
再建を指揮した中嶋監督の人間力、
そしてそれに応えた選手の成長…
来シーズン以降も
期待がもてますね!