他力本願なビジネスモデル

こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

以前に行ったセミナーの中で
訪問鍼灸マッサージ事業以外に
収益の柱を作る
ビジネスモデルについての
題目がありました。

その中で、実際に
取り組んでいる事業として、

・老人ホーム紹介ビジネス

・機能訓練指導員紹介ビジネス

・協会ビジネス

をご紹介しました。

これらのビジネス
共通するのは
本願という点です^^

どういう事かと言うと、
商品とお客さんを繋げる
いわゆる
マッチングビジネスということです。

例えば、あたが毎日利用している
Googleですが、
Googleの社員が家を売ったり、
魚を売ったり、マッサージ施術をしたり、
していません。

家を売りたい建築業者さんと
家を買いたいサラリーマン、

魚を売りたい漁業組合と、
新鮮魚を買いたい主婦、

保険治療のマッサージを
提供したいあたと、
寝たきりでお困りの高齢者、

を繋げる為の
「場」を
提供しているだけです。

にもエアビーアンドビー
という会社がありますが、
彼らが家を
保有しているわけではありません。

空いた家を貸したい人と、
借りたい人を繋げて
商売が成り立っています。

また、ラクスルという
印刷会社がありますが、
彼らも印刷工場を保有していません。

全国の空いている
印刷機器を使って、
安く印刷してもらいたい一般客を
繋げることで収益を上げています。

これらと同様に、

「老人ホーム紹介ビジネスは、

安心して老後を
過ごせる施設を探したい高齢者と
快適生活空間を
提供できる老人ホームを
繋げることです、

「機能訓練指導員
 紹介ビジネスは、

専門家の訓練指導で
差別化を図りたいデイサービスと、
昼休みに暇して
生産性(売上)が低い
鍼灸マッサージ師や柔道整復師を
繋げることです。

「協会ビジネスは、

地域でお困りの高齢者と、
技術はあるが営業が
苦手鍼灸マッサージ師を
繋げることです。

今の時代、
こういった人と人を繋ぐ
ビジネスが次々と
立ち上がっています。

エアビーアンドビーが
自社で家を保有したら、
ラクスルが自社で
印刷工場を保有したら、
きっと
上手く行かかったでしょう。

同様に、
鍼灸マッサージ師が
老人ホームを建設したり、
鍼灸マッサージ師が
機能訓練指導員を自社雇用したり、
鍼灸マッサージ師が
国家資格者を自社雇用したり、
という形態では、
初期費用や
固定費が掛かり過ぎてしまい
継続が難しいでしょう。

今の時代は、自分の治療院で
直接お客さんのニーズに応える
ビジネスモデルから、
少しずつ
転換していくことが
必要かもしれません。

ただ、どうすれば、
こういったマッチングビジネス
始められるのか?

基本的ルールは同じです。

まずは、お客さんのニーズや
ウォンツを調べます。

例えば、

「先生、うちのお婆ちゃん
 来年以降は在宅での
 生活が厳しそうだか
 施設への入居を
 考えているのですが、
 良い老人ホームご存知ですか?」

とか、

「先生、うちのデイサービスって
 全く売りが無いので
 国家資格を持った
 鍼灸マッサージ師さんに
 機能訓練をお願いしたいのですが、
 対応してくれそう
 施術者さんってご存知ですか?」

とか、

「先生、ぼく施術には
 自信があるのですが
 営業活動は苦手ので
 やりたくいです。
 代わりに営業活動
 やってもらえいですかね?」

という風に
それぞれのニーズが出てきます。

これらの悩みを自分で解決せずに
悩みを持つ人々と、
解決できる人々が
交流できる場を
用意出来いかと考えます。

ポイントは、自でやらずに
本願であることです。

場所を提供し、
お客さんと業者さんを
繋げているだけのです。

のでもし、今あたが
訪問治療の
収入1つだけだと不安という
気持ちがあるのであれば、

『仲介(マッチング)ビジネス

にチャンレジしてみるのも
良いかもしれませんね。