こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
小学五年生の
息子の社会の勉強ですが、
現在、ちょうど
江戸時代を学んでおり、
そこで出てきたキーワードが
「五公五民」です。
歴史を勉強してきた方は、
聞いたことある
キーワードだと思いますが、
江戸時代の
年貢率の1つを指します。
※五公五民とは
江戸時代の年貢率の一つ。
徳川幕府の時代、
各藩の領主が
百姓に課した重税を
象徴する言葉に
「五公五民」があった。
収穫の50%を
年貢米として召し上げ、
残り50%を
領民の取り分とするやり方。
この「五公五民」が今、
各種SNSで話題になっています。
話題になった原因の
記事と図がコチラ
↓↓↓
—- Original Message —–
サラリーマンが天引きされる
税・保険料負担が増加
2023年に負担率50%超へ
厚生年金や健康保険、
介護保険などの保険料値上げによって、
月給30万円のサラリーマンが
本来もらえるはずの給料から
天引きされる税金と
社会保険料の割合は、
2003年の39.38%から
2021年には46%まで引き上げ
今後も社会保険料値上げで、
サラリーマンの税金と保険料を
合わせた負担率は2023年には
給料の50.05%になると予想
※負担率50%超の図
https://gyazo.com/ec3e68599a7a
(Yahoo!ニュースより)
—— End of Message ——
この記事をみて各種SNSでは
怒りの声が続出しています。
・令和の五公五民。
一揆するしかありませんね!
・今の増税路線では
もう気力もなくなってしまいそうです。
これでは皆平等に
貧しくなり弱者を
支える人がいなくなります。
・何故、クーポンは
ポンポン配るくせに
社保は下げないんだ!?
・五公五民かよ!
サラリーマンは江
戸時代の農民じゃねえんだぞ!
・働いても働いても、
暮らしが楽になる実感がないよ。。。
・頑張っても
手取り増えない。希望を見いだせない。
現役世代は働く意欲を失います。
・保険料・税金等の負担が
50%越えっておかしいだろ!
・社会保険料の増額は
こっそりとやり過ぎです。せこい!
などなど。
この負担率50%超以外にも
今の政府は
大増税政権と呼ばれており、
・金融所得課税の見直し
・住宅ローン減税の控除率の縮小
・炭素税の導入
・雇用保険料の引き上げ
・配偶者控除の縮小
(所得900万円以上)
・配偶者控除の廃止
(所得1000万円以上)
などの政策で、
手取り額は減る一方です…。
この中でも特に頭を悩ますのが
社会保険料の増大です。
消費税が
10%になることについては、
新聞やテレビなどの各種メディアは
直接的に増税になりますので、
ワーワーと騒ぎ立てますが、
その裏側で、静かーーに、
自動的に
給与天引きされる社会保険料の上昇は
「見えない増税」
としてジワリジワリと
僕たちを苦しめていきます。
税金は、
「取りやすいところから取る」
のが鉄則です。
日本は、経営者(社長)の
割合が3.9%、
その他の96.1%が
サラリーマン等という
比率になっています。
経営者(社長)は、
税金のことなどを
ある程度勉強していますが、
サラリーマンは源泉徴収制度によって、
自動的に税金を
徴収されてしまうので
税について
学ぶ機会がほぼありません。
「民は愚かに保て」
という言葉があるように、
全体の96.1%を
占めるサラリーマン等には
無知で愚かであってほしい
というのが本音です。
世の中、知らないと
損することばかりですが、
社会保険料はその最たるものです。
頭の良い官僚がわざと
分かり難くい制度設計にして、
ろくに調べもしない知識に
怠惰な国民から
多く搾取しよう
という仕組みになっています。
しかし、制度に
不満や不信感を持ったとしても、
基本的に社会保険は
脱退できない制度です。
もし、あなたが
サラリーマンというお立場なら
何の対策もとれずに、
令和の五公五民制度の下、
50%以上取られてしまいます。
しかし、ボクたちのような
オーナー院長と言う立場であれば、
脱退できない制度の中で、
「うまく立ち回るか?」を
考えて、実践することが出来ます。
是非、
「税金は、
取りやすいところから取る」
という思惑を覆すような対策を
取って行きましょう!