こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
あなたの周りに
100歳を超える方って居ますか?
僕も訪問鍼灸マッサージで
開業して久しいですが、
100歳以上の
患者さんを担当したのは
数名程度でした。
ただ、調べてみたらそれもそのはず。
2020年時点で100歳以上の
高齢者は総人口の約0.06%、
お会いできる確率は
約1400人に1人のようです。
訪問鍼灸マッサージの
対象の殆どが高齢者であるため、
厳密な数字ではありませんが・・・、
未だ100歳以上の方は
かなりのご長寿であると言えそうです。
ところで、
なぜこんな話をしたのかというと、
実は、先日100歳の患者さんから
「訪問マッサージをして欲しい」と
お問い合わせを頂きました。
保険証を見せて頂くと、
「大正11年生まれ」と
記載されていました。
今回の依頼としては
至ってシンプルなのですが、
100歳ともなると、
普段接しているご高齢者よりも一回り、
二回りも齢を重ねています。
その為、いつも以上に
気を遣いましたが・・・、
いざ、お話を聞いてみると、
つい憎まれ口を叩いてしまう、
普通のかわいいお婆ちゃんでした。
けれども、やはり先人に
学ぶという言葉があるように、
100年生きた人間の言葉は
実感と重みがあります。
なんたって大正生まれの方ですから、
時折零す、戦時の話などは
とても興味深いものです。
いつか自分も100歳になって、
色々な介護サービスや
訪問マッサージをお願いして、
昔話をしては施術者に
憎まれ口をたたくんだろうか・・・。
なんてことを思いもしますが、
これからは人生100年時代。
きっと多くの方が
100歳を迎えて、
今以上に福祉や介護、
医療が身近になるのでしょう。
かつて、自動車を大衆化させた
ヘンリー・フォードは言いました。
”未来を考えない者に未来はない”
”お金以外に何も生み出さないビジネスは、
貧しいビジネスである
団塊の世代が後期高齢者となり、
超高齢社会を迎える
2025年も目前です。
あの時、やっておけば
よかった・・・、
だけは言わない様にしたいですね^^