こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
本日は4月1日。
新年度が始まる時期ですね^^
ふと、
3年前の今日のことを
振り返っておりましたが…
その際はまもなく、
「新元号」が発表される!ということで
ドキドキしていました。
新しい季節が始まる今、
新たな職場にて
チャレンジしたいという
鍼灸マッサージ師さんも増えます。
施術者を採用している
治療院では、
これから面接などもする機会が
増えていくことでしょう。
さて、これから施術者を
雇おうとする場合、
応募者の何を見ているだろうか?
中には、資格(マッサージ師、鍼灸師)、
免許を取ってからの経歴や実績などを
もとに合否を判断する人もいるでしょう。
だが、僕はそのような
スキル部分よりも
もっと重要な「モラル部分」を
見ることが多いです。
モラルというのは、
その人の道徳観であり、
人生の価値観でもある。
もちろん、資格や経歴も
重要ですが、モラルや
価値観が合わないと
本当にストレスが貯まるし、
結果を出すのが難しくなります。
なぜなら、社長であるあなたと
価値観が合わないので、
言いたいことが伝わらなかったり、
自分なら絶対にしないようなことを
平気でしたりするので、
ストレスがたまるからです。
また、モラルというのは
変えてくれと言って
すぐに変えられるものでもありません。
なので、できるだけモラル感覚が
近い人たちが集まった方が、
訪問治療院の運営も
うまくいくことは間違いありません。
では、どうやったら
モラルがあるか、ないかを
判断するのか?
その判断をするために、
必ず面接の時点で
実際に自分の治療院で
起こったことがある
モラル感を求められる
事例に対してどう対応するかを
見る必要があります。
例えば、こんな感じです。
Q:無料体験を申し込みをされた方から
こんなメールが届きました。
施術者として、どう返答しますか?
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2018.5.14(月)
AM1:24受信
内容:
5月15日(水)の
13時から訪問マッサージの
無料体験に申し込んだ、
山田節子です。
昨日、自宅で転倒し
右足首をくじいてしまいました。
無料体験当日の午前中に
病院で診察を受けたいので、
もしかしたら、13時の無料体験の
時間に間に合わないかもしれま
念のため連絡したのですが、
必ず当日に
体験治療を受けたいと
思いますので、
予約を確保していただけますでしょうか。
あと、準備する書類は
年金手帳でよろしかったでしょうか。
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無料体験 お申し込み情報
・名前:山田 節子
・性別:女性
・年齢:73歳
・介護度:要介護1
・傷病名:パーキンソン病
・無料体験日:5月16(水)13:00~
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この設問、モラル感を見る
ポイントが
複数含まれているのですが、
まずは、自院のスタッフでやってみて、
自院の基準を作ってみるといいです。
そして、求職者が
どんな返答をするのか?
何の基準もない状態で
面接するよりも、
自院での基準を作ってから
面接に臨んでみてください^^