〇〇が9割

こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

ここ最近、本屋に行くと
が9
というタイトルの
本が多くないですか?

たとえば
・人は話し方が9
・人は考え方が9
・人は見た目が9
・人は伝え方が9
・営業は台本が9

」という本は
今まで約150冊ほど
出ているそうで
出版社がよく使う
フレーズの1つかもしれません。

確かに、インパクトがある
タイトルですよね?
多くの本のタイトルで
使うだけのことは
あるなと思います。

では、なんで
インパクトが大きいと感じたのか
を考えたときに
やはり「数値の力」は
強いなとおもいました。

「数値は、客観的な視点を
 与えてくれるモノサシ」

と言われたりしています。

皆さんは
「訪問マッサージ」運営において
数値化出来ておりますか?

数値化することで
今の自院の状況を
客観的に、
把握することできます。

これからお伝えする
下記2つに対して
自身の治療院で
数値化出来てないのであれば
早速数値化して、
客観的に自院の状況を
把握しておきましょう!

1.成約率

皆さんの成約率は
何パーセントですか?

無料体験後、
成約率は100%ですか。
競合複数との無料体験で、
勝ち取っていますか?

もし100%でない。
他院に負けたことがある。
という経験がある方は
何がいけなかったのかを振り返り
100%に近づけることも
意識しなければいけません。

競合に負けたというのであれば
思い切ってケアマネさんに
聞いてみるなどして
対策を考えていきましょう。

2.施術平均単価

皆さんの院の
平均月施術単価は
いくらですか?

例えば、
脳梗塞後遺症片麻痺の患者様に
月8回施術をした場合、
施術内容ごとの
月単価を見ていきましょう。

(例1)マッサージ2部位のみ

 350円×2部位×8回=
 5,600円/月

(例2)マッサージ2部位+
変形徒手2部位

 800円×2部位×8回=
 12,800円/月

(例3)マッサージ5部位+
変形徒手2部位

 2,650円×8回=
 21,200円

例1と例3を比較すると、
1人あたり
「15,600円」も
単価に差が出てきます。

もし、その患者様が
18ヵ月続いた場合、

(例1)5,600円×18ヵ月=
 100,800円

(例3)21,200円×18ヵ月=
 381,600円

「280,800円」と
圧倒的な差が出てきますね。

あくまで
患者様のお体にあった施術を
ご提案していく事になりますが

施術単価を意識することで

患者様のお体の
向き合い方もさらに真剣になる。
 ↓
患者様に寄り添った対応や
ヒアリング力がレベルアップ
 ↓
同意医師へのご提案力も高まる
 ↓
結果として部位数を
増やすことができるようになる

という、患者様にとっても
良い結果になっていくはずです。

新規の獲得が
難しくなっているのであれば
今の患者様のお体の状態を再度確認し
施術部位数を増やすことで、
よりお体全体の改善につなげていく。

この辺りを意識してみるのも
よいかと思います。

治療院運営において
数値化すべき
2つについてお伝えしましたが
皆さんはすでに
数値化出来ていましたか?

数値化することは
「客観的に状況を
 把握できる簡単な方法」
になります。

上記2点だけではなく、
あらゆる点において

まずは、
いったん数値化してみる。

それが意外な治療院運営改善の
近道かもしれません。