こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
訪問鍼灸マッサージの場合、
サービスの
認知度も低いこともあり、
実際に治療に入る前に
”初回体験治療”
を実践している
先生は多いです。
体験治療については、
基本的には
無料で対応することもあり、
手を抜いてやる
という方もいますが、
それは大間違いです。
訪問鍼灸マッサージの
現場において、
最も大事なのが、
この初回体験治療なのです。
大手の訪問マッサージ院でも、
この初回体験治療だけは、
所長などのエース施術家が
対応すること多いです。
この大事な場面を、
不慣れな
新米施術家に任せてしまい、
リピートが続かなかったら
元も子もありませんからね。
初回体験治療においては、
施術内容は勿論ですが、
患者さんの状態を把握する問診力、
同意書などの
説明を分かりやすくする
プレゼン力、またスケジュールなどを
管理するマネジメント力など
複合的な能力が求められれます。
これらの能力は必須なのですが、
それらを
上回るほど重要なのが
患者さんを「労う(ねぎらう)」
”労い力”です。
初めて対面した患者さんに対して
いかに労うことが出来るかで、
リピート回数に何倍もの差が生じます。
例えば、
・「今までお辛かったんじゃ
ないですか?
今日は、本当に施術を
受けていただいてよかったですよ」
・「病院ではリハビリしていたけど、
自宅に戻った途端に
リハビリをしなくなる方も
多いですが、今日は
こうやって施術を受けるのは、
本当に意識が高いですね」
・「良くなりたいっていう
気持ちがあるのは
本当に大切なことです
その気持ちがある限り
きっと良くなりますよ。
私も一生懸命サポートしますので
一緒に頑張っていきましょう!」
といった形で、
患者さんが
訪問マッサージ・訪問鍼灸の
体験治療を受けたことを
褒めてあげて、労ってあげることで
患者さんの
共感を得ることが出来ます。
患者さんに対して、
このように労いの気持ちで
接してあげることで、
継続して訪問治療の施術を
受けたいという意欲もわきますし、
この先生に診てほしいと
思ってもらえるようになります。
「この先生に診て欲しい」
そう思わせることが出来れば
初回体験治療は大成功です。
是非、
参考にしてみてくださいね。