こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
先週、91歳の女性の方から
当院にお電話がありました。
その年齢で
自分で電話を掛けてきて、
訪問マッサージの
依頼をしてくるなんて
凄くしっかりした
患者さんなんだなぁ~、
って思ってました。
ただ、電話で話していると
全然、
会話がかみ合わないんです。
何故か!?
こちらとしては、
91歳の女性の患者さんからの
お電話だと思って
対応していたのですが、
違ったのです。
その方、
なんと、91歳の
女性のマッサージ師
(国家資格)の方で、
「当院で働きたい!」
とのお電話だったのです。
いや~、ビックリしました!
91歳でも、
まだ働きたいという意欲が
素晴らしいと思い、
是非、面接をさせて
欲しいとお願いしました。
ただ、ご自身も一人での
外出には不安があるので
一度、家族と相談の上で
日程調整等してほしいとのことで
面接は一旦保留となっていますが、
どんな展開になるのか
楽しみであります^^
今回の91歳の
女性マッサージ師のように
アクティブシニアと呼ばれる方が
働く現場が
増えているようです。
先日も
アクティブシニア雇用という
パワフルな記事を
拝読したので
シェアいたします。
↓ ↓ ↓
—– Original Message —–
【60歳以上限定で
新入社員募集】
深刻な人材不足が続く
介護業界では、
アクティブシニアを
積極的に活用する動きが
活発化している。
訪問介護、
デイサービス事業などを
展開する「まんぞく介護
(東京都豊島区)」は
60歳以上限定での
新入社員募集を
3月14日より開始した。
同社では
「在宅介護分野は
比較的年齢を問わない仕事」
「家事援助においては
人生経験が豊かで
『生活術』に
長けている
高齢者層は
業務遂行がスムーズで、
対応力も高く、
利用者からも厚い信頼を
得られる傾向にある」
ことから、
高齢者を貴重な
戦略として考えており、
実際に74歳のスタッフが
現役ヘルパーとして
就労している。
(高齢者住宅新聞より、、、)
—— End of Message ——
僕たちからしたら、
74歳は患者様として
施術を行う方々が多いですが、
74歳のスタッフが働ける現場は、
これから増えていくでしょうね。
加えて、新入社員を
60歳以上で
募集されていることに対して、
この企業様は、
アクティブシニア化に
上手に対応できているなあ、
と感心しました。
高齢化社会が進む中で、
生涯現役が
当たり間になりつつあります。
今後、もしかしたら
僕たちの
訪問鍼灸マッサージ業界でも
60歳以上の方を雇うケースは
増えていく事でしょう。
そんな時、こんなところで
メリットがあるだろうな、と
感じたことを2点お伝えします。
1.患者様とコミュニケーションが
取りやすくなる
人間は
同じ年齢付近の方ですと
コミュニケーションが
取りやすくなります。
そのため、目に見えて
患者様との
コミュニケーションが
取りやすくなるであろう!
と思います。
加えて、同年代の方に
施術された場合…。
患者「え!?貴方も65歳なの!?」
施術者「そうなんですよー!
この年になると、
体のあちこち痛くなって
大変ですよね。」
患者「むむ…私も負けてられないな!」
と、ライバル心が
勝手にメラメラと燃え、
リハビリや運動に自発的に
取り組むような
患者様へとなることが
想像できます。
患者様への
モチベーションアップとして
シニア施術者がいることは
プラスに繋がりますよね^^
2.職場全体の
やる気アップにがる
仮に、あなたが
働いている
治療院(平均年齢35歳)に
65歳以上の
アクティブシニアの方が
入社したとします。
隣のデスクで一生懸命
お仕事をされている
ご年配の方がいらっしゃったら
「自分で助けられることがあれば
何とかしてあげたい!」
と思うと同時に
「負けられない!!」
という気持ち、
湧いてきませんか?
貴重な戦力として
高齢者に働いていただくこと、
そうすると、若手にも
やる気の炎が
燃えに燃えると思われます。
自分より年上の、
それこそ、
ご自身のお爺ちゃんと
同じ歳くらいの方が
隣でバリバリ働いていたら…。
「僕も頑張るぞー!!」
という気持ちに、
自ずとなると思います。
以上を踏まえると、
アクティブシニアがいると
職場内の活気が出ると
想定出来ますよね^^
このニュースを見て、
僕自身、
負けてられないな!と
気合を入れ直しました。
生涯現役を目指して、
頑張って行きましょう!