こんにちは!
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
昨今のコロナウイルスの影響が
未だに蔓延しています。
訪問鍼灸マッサージの
施術を自粛している方が
いる一方で、
連休なんか関係なく
患者さんの為に!
と在宅の現場で
頑張っていた方も
いらっしゃいます。
施術を継続する、
自粛するの選択については
独立開業した
フリーランスの立場ですから、
世の中の情勢を見ながらも
自分自身の判断で
行うことが出来ます。
今なお、
新型コロナウィルスの影響で
フリーランスの
働き方が問われています。
正社員だと
何だか守られている感がある一方で、
フリーランス
(個人事業主)で働く方には、
その働き方を選んだのは
自分自身だから
自己責任だよ、という
雰囲気があります。
フリーランス
(個人事業主)の人にも、
しっかりとした保証を
付けるべきだといった声も
ありますが、
ちょっと違うかなと思います。
今まで、
訪問マッサージ・訪問針灸で
独立開業した
フリーランス(個人事業主)の方を
数多く見てきましたが、
その中には
この様な事を言い出す方もいます。
「自分には独立開業は
向いていませんでした・・・」
「もう、辛くてケアマネ営業は
辞めたいです・・・」
「貯金がなくなりそうです。
再就職を考えています・・・」
なぜ、意気揚々と
独立開業したにもかかわらず
このような事を言い出す方が
増えて来るのか?
何故でしょうか?
それは、
「頑張ってやってみたが、
思ったほどの
成果(売上)が出ない」と
思い始めるからです。
自分では、それなりに精一杯
頑張って来たと
思っているのです。
確かに、
一生懸命頑張ったのでしょう。
頑張ったからこそ、
成果(売上)が
出ないことに落ち込み、
今後続ける自信が
無くなってしまうんですね。
これが、たいした努力も
してない場合は、
そんなに落ち込むことも
ないでしょうが、
そこそこ頑張ってきたのに成果を
上げられなかった場合は、
悔しさも増して
落ち込み激しくなります。
訪問マッサージ・訪問鍼灸の
独立開業でで一番辛いのは、
「必死に頑張っているのに
結果(売上)が出ない」
ということなのです。
フリーランス
(個人事業主)というのは
究極のフルコミッションの
仕事です。
完全フルコミなのですから、
売れなければ収入はゼロですが、
売れれば月に
100万円も夢ではありません。
フリーランス(個人事業主)として、
頑張れば頑張っただけ、
成果となって返って来れば、
いくらでも
頑張ることが出来ます。
逆に、頑張っても頑張っても
見返り(売上)がなければ、
こんなに辛い仕事はありません。
今回の新型コロナウィルスのように、
個人の頑張りでは
どうしようもない時も
ありますが、
それは誰にとっても同じ
状況なのですから、
嘆いていても始まりません。
フリーランス(個人事業主)の場合は、
この辛さがやリスクがあるからこそ、
多くの日本人は
サラリーマンとしての
安定収入を求めるわけです。
ただ、今回のコロナ騒動で、
これから倒産が増えていく中で、
サラリーマンが安定と言う風潮も
消えていくと思います。
とにかく、
フリーランス(個人事業主)で
独立開業して、
満足出来る収入を得るには、
「労力 < 成果」
になっていなければならないのです。
残酷な世界ですが、
全て数字、結果の世界です。
どれだけ立派な
国家資格の免許があろうと、
どれだけ朝から晩まで
懸命に頑張ろうが、
売れなければ、
何の評価もされない世界なのです。
ただ、頑張っているけれど、
「自分には独立開業は
向いていませんでした・・・」
というような方は努力の方向性が
間違っている可能性が高いです。
大切なのは、
「努力が結果に繋がる行動をする」
ということです。
フリーランス(個人事業主)
という完全フルコミッションの道を
選択したのですから、
努力をするのは当然です。
しかし、
ただ努力したからと言って、
売れるほど甘いものでは
ありません。
これまで何度も
お話ししているように、
「正しい知識を身に着けて、
努力するから成果が出る」
ということです。
ただやみくもに
頑張れば売れるという世界ならば、
月に100万超の鍼灸マッサージ師は
もっと大勢いるはずです。
月100万以上稼いでいる
鍼灸マッサージ師は
闇雲に頑張って来たのではありません。
誰もが面倒で
やりたくないようなことも
真正面から取り組んで、
やるべき事を正しい方法で
頑張って来たのです。
きっと、がむしゃらに
一生懸命に頑張っている姿は、
奥さんやお子さんも
見ていることでしょう。
そして、誠実で
頑張り屋さんということで、
人間としても、
とても評価されるでしょう。
しかし、残念ながら、
その頑張り度合は、
独立開業した先生に対しての
評価の対象にはなりません。
しかし、こんな
数字評価の仕事だからこそ、
本気で頑張っている方には、
成功していただきたいと、
心から思います。