こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
昔からよく
話されているエピソードですが…。
「お寿司屋さんに香水を
つけていくのは、
ありか?なしか?」問題があります。
先日、都内の
いわゆる高級なお寿司屋さんに
行く機会がありました。
ワクワクしながら入店し、
コース料理を頼んで
「さあ!満喫するぞー!」と
なったタイミングで…。
隣から、ふと
ぷ~~~~ん……。
と、キツイ香水の香りが…。
お寿司は確かに
美味しいのですが、
隣から漂ってくる
香り(ニオイ)に
気を取られて
集中してお寿司に
向き合えませんでした…。
香りって、人間の記憶に
残りやすいので
楽しみにしていた
お寿司屋さんの思い出が
台無しになりかねます。
例としてお寿司屋さんを
上げさせて
いただきましたが、
日常的にも香りの害
『香害』は
発生しやすいものです。
今回は、香りの害に関して
お伝えさせて
いただければと思います。
僕が考える害は
3つあります。
1.アレルギー反応
香りの成分に対して
アレルギーを
持っている人(特に、ひのきなど)は、
香水や芳香剤などの
香りによって鼻や目のかゆみ、
じんましん、呼吸困難などの
アレルギー反応を
引き起こすことがあります。
2.健康問題
香りの成分が
揮発性有機化合物(VOC)を
含む場合、室内空気中に拡散し、
健康に影響を与える
可能性があります。
特に閉鎖された空間で
強い香りが継続的に存在すると、
頭痛や吐き気などの
健康問題を
引き起こすことがあります。
3.環境への影響
香りを含む製品の使用や
廃棄物の処理が
環境に悪影響を
及ぼすことがあります。
例えば、一部の芳香剤は
揮発性有機化合物を
大気中に放出し、オゾン形成の
過程を促進することが
知られています。
以上、香りに関しての
害をピンポイントで
ご紹介いたしました。
「別に、施術に香水を
つけていってないんだから
問題ないでしょ?」
と、思われる方も
いるかもしれません。
ですが、世の中
柔軟剤の香りで
アレルギー反応を起こしてしまう
方もいるのです…。
衣類をふわふわにする
効果がある柔軟剤ですが、
大量投入すると
アレルギー反応を起こすことにも
なり得ます。
特に、初めての
患者様のご自宅に伺う際は
この香りに関しても、
意識をして準備をした方が
いいと思われます。
もし、訪問したタイミングで
患者様やケアマネさんの
くしゃみが止まらなくなって
しまったら…?
明らかに、原因は
自分にありますよね。
施術を落ち着いて
受けていただける場を
作ること。
些細なことではありますが、
これに気を付けることも
施術者、または
オーナーに求められる
資質だと思います。
落ち着いて施術を
受けていただける環境作りを
行えるよう、
日々色々なことに
アンテナを向けていきましょう!
最低限の臭い対策は必要ですが、
過度に香水を付けたり
柔軟剤を大量に使用して
自身の香りを強めないよう、
努めていきましょうね!