こんにちは!
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
日本訪問マッサージ協会では、
訪問マッサージ・訪問鍼灸で
独立開業し、自分の持っている
国家資格と技術・経験を
在宅の現場で最大限生し、
地元に貢献する。
そして、自分のやりがいのある
志事を通して、
周囲の人を幸せにしながら、
毎日を過ごして、
月収50万円の安定収入を
手に出来るような
鍼灸マッサージ師さんの仲間を
沢山増やしていくような
取り組みを様々な分野で
実施していきたいと思います!
是非、2024年度も
よろしくお願いいたします。
さて、ここ1か月ほどは、
新規会員募集の案件で、
ほぼ不眠不足の
状況でやってきましたが
ここに来て、
ようやく落ち着いてきました。
この1か月の間に、
数多くのご質問を
頂いておりましたので、
ブログ読者さんに
シェアできる内容を
順次お伝えして行きたいと思います。
今回は、沖縄県のH先生に頂いた
ご質問をシェアいたします。
—– Original Message —–
本日は、新規患者さんが医院へ
マッサージ同意書を持って行った際に
Dr(内科医)から依頼状の内容(症状欄)で
指摘されたことについて教えてください。
当院からのDrへの依頼状の内容は…
「糖尿病の影響で
全身の血行が悪く、
足関節に関節拘縮(可動域制
及び下腿に強い浮腫が
みられます。
また、下肢の筋力低下も
顕著な
歩行が不安定で転倒が
多いようです。
下肢の血行改善及び筋力強化
努めたいと思います」
と記入。
上記の蛍光表示は、
デモの際に足首の関節に
拘縮ではなく可動域制限が
みられたので
同意書上では関節拘縮の症状として
明記したのですが、
Drからは拘縮は無いので
依頼状のとして
症状説明としては不適切。
ということで…
Drに不信感を持たれたらしく
同意書を
記入してもらえませんでし
患者さんからは、
今回は諦めるとのことで
改めて医師への説明も
出来ませんでした。
今回のように同意書取得の際に
可動域制限がある場合、
関節拘縮ありとの認識は
間違いなのでしょうか?
—— End of Message ——
H先生
ご質問ありがとうございました。
ドクターの中には、
鍼灸マッサージ師が
医療の専門用語を使ったり、
診断っぽい表記をすることを
快く思わない方も
いらっしゃいます。
今回の場合は、
糖尿病、関節拘縮、
浮腫、筋力低下などの
表記が
気に障ったのかなと思います。
僕も以前、同じようなケースで
お医者さんが
ご立腹になったという事が
ありました。
ただ、殆どのドクターの場合は、
~~~
「糖尿病の影響で
全身の血行が悪く、
足関節に関節拘縮(可動域制
及び下腿に強い
浮腫がみられます。
また、下肢の
筋力低下も顕著な
歩行が不安定で
転倒が多いようです。
下肢の血行改善及び筋力強化
努めたいと思います」と記入。
~~~~~
で、問題ないと思いますが、
診断権のない
鍼灸師が偉そうに書くことを
嫌う医師もいらっしゃいます。
なので、敢えてやんわりとした
表現で依頼書を作るようにしました。
例えば、こんな感じです。
↓↓↓
~~~
「持病の影響で、
足のくるぶし付近の動きが
不自由ということで
お困りのようです。
また、夕方になると
足が重たくなると
感じているようです。
その為、歩くのが大変で
転びそうになることも
あるとのこと。
それらの症状の改善を目指して、
施術に努めたいと思います」
~~~~~
という表記にして、
あえて、関節拘縮、浮腫、
筋力低下、糖尿病などの
キーワードを抜いた形で
依頼書を作ります。
関節拘縮については、
どこからが拘縮かどうかの
基準が明確でなかったり、
浮腫についても、
本当に浮腫なのか
ただ単にふくよかな
体系なだけなのか等
医師の判断もしにくい部分が
あると思いますので。
専門用語の表記を嫌う
ドクターの場合は、
やんわりした表現での
依頼書の作成をお勧めします。