こんにちは!
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
先日、久々に地元の
コミュニティバスに乗る機会がありました。
いつもは電車移動が多い僕ですが、
その日は荷物もあって
ちょっと疲れてたので、
「たまにはバスもいいか」と思い、
最寄り駅から
住宅街をぐるっと回るルートを選択。
このバス、
実は地元の人にとってはかなり
“ありがたい存在”なんですよね。
特にご高齢の方にとっては、
車を持たずとも日常生活が
支えられる、まさに“足”なんです。
実際に乗っていたのも、
ほとんどが高齢者の方たち。
スーパーに行く、病院に行く、
ちょっとした用事で移動する…
そういう時に、
こういう交通手段があるのって、
ものすごく重要で
で、途中で
運転士さんの交代がありまして。
てっきり、交代した運転士さんは
事務所に戻るんだろうなと
思っていたんですが、
そのまま帰宅するような
雰囲気だったんです。
結局、そのままサッと
自転車に乗って
帰宅されたんですよ。(多分
あ、この運転手さん…
たぶん「業務委託」だなと(笑)
で、そこでふと思ったんです。
「これって、訪問治療院の
仕組みと同じじゃないか?」と。
訪問治療も、基本は
“通いたくても通えない高齢者”
のためのサービスですよね。
そして施術者さんとは
“業務委託契約”で、
直行直帰のスタイルで
活動する方も多いです。
つまり、地域密着で
“必要とされる場所”に
サービスを届けるっていう点では、
まさにコミュニティバスと
同じ構造なんです。
で、ここからが本題。
あなたは、
業務委託の先生を
「どこに住んでいる人」と
契約していますか?
例えば、治療院から
離れた場所から訪問の依頼があった時、
「16キロ圏内だけどちょっと遠いなぁ…」
「往復2時間かかるな…」
そうやって、
泣く泣くお断りしてませんか?
たしかに、
保険対応は治療院から半径16kmまで。
制度上、それを超えるとNGです。
けれど、ギリギリの距離であっても、
現実問題として
“時間を掛けて訪問施術するのがキツイ”
というこ
でも、そこで諦めるのはもったいない!
だったら、
“そのエリアに近い先生”と
業務委託契約を結んで、
対応エリアを“分散・最適化”する、って
やり方はどうでしょう?
今はZoomやLINE通話などもあるし、
日々のやり取りや
報告もオンラインで完結できます。
つまり、
「近隣エリアで働いていなくても、
チームとして動ける時代」なん
こうすることで、
・移動時間のロスが減る
・新しい患者さんに対応できる
・施術者さんの負担も減る
と、良いこと尽くし!
すでにこの形を実践している
治療院さんもありますが、
まだの方はぜひ一度、
検討してみてください。
“対応できない”を
“対応できる”に変える小さな工夫が、
訪問治療院の成長には欠かせない
要素になるかもしれませんよ。