高確率ピンポン営業

こんにちは!
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

東京では、
もう桜も咲き始めて、
春の過ぎゆく早さを感じています。

まだまだ春本番はこれからと言えど、
心地よい季節ほど、あっという間に
過ぎ去ってしまいますね。

心も身体もワクワクして
スピーディーに動きやすい、
4月、5月にサクサクと動いて、
色んな種を蒔いていきたいですね。

それで、種まきとして
土曜日も日曜日も
日本訪問マッサージ協会の会員さんと
多くお会いすることが出来ました。

その中で、参加者のM先生に
「最近、どうなの?」と
聞いてみたところ、
とても面白い方法で新規患者さんを
獲得していることを
教えて頂きましたので、
その内容をシェアしたいと思います。

その名も
確率ピンポン営業です。

僕の書いた、
訪問マッサージ開業マニュアルを
お読みになった方は
P83を読み返してみてください。
それの応用版になります。

まだ、読んだことがない方も
いらっしゃると思いますので
p83に掲載されている
「見込み患者を
 絞ってのポスティング」

についてのポイントを
抜粋してみましたのでご覧ください。

*「訪問マッサージ・鍼灸
  個人開業完全成功マニュアル」
P83抜粋

↓↓↓↓↓

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5-4:営業方法2
「見込み患者を絞ってのポスティング」

訪問マッサージの
案内チラシの
ポスティングを考えている方は、
とにかくやみくもに枚数配るのではなく、
狙った相手に絞って
配布することがポイントです。

戦略に基づくことなくやみくもに、
○○町の1丁目1番地から順番に配っても、
労力の割りに結果がでません。

また、新人鍼灸マッサージ師は
資金力がありませんから、
大手のように枚数勝負で
ポスティングするわけには
いきません。

そこで、自分の取りたい
患者さんだけに目標を定めて、
効率よく仕事を
取ることを考えてチラシを作成し、
ポスティングを行うことになります。

1:狙いを定める
  (9時と16時に探す)

どうやって見込み患者さんを
探すかというと、
あなたも毎朝9時と
夕方16時ころに見かけませんか?

何を?って
それは、デイサービスの送迎車です。

あの車には要介護の患者さん候補が
10人くらい乗車しています。
その車を追跡して
患者さんの乗車ポイント、
降車ポイントを把握しておきます。
玄関に入るのをみたら
その住所をマークします。
完全にストーカーですけど。。(笑)

開業して暇なときはそんな
アイデアしか浮かびませんでした・・・
でも、効果があるのです。
やみくもに配るんじゃなくて、
1人の患者を
見つけたらその患者さんの
自宅を中心に100枚くらい配ります。

「近所のおばさんは、
 こんなチラシ入ってたけど
 お宅のおばぁちゃんとかに
 良いんじゃない?」

なんていって
広まる可能性がいのです。

とにかく開業当初は暇なわけです。
暇なときは部屋で閉じこもっても
なにもアイデアは浮かびません。

自転車やバイクでデイサービス送迎車を
ストーカーしてください。
ストーカー作戦は
デイサービスの
送迎バスだけではありません。

・商店街を車いすで買い物している
 おばあちゃん。
・整形外科から電動車いすで
 出てくるおじいちゃん。
・市役所の介護課の窓口で
 要介護申請をしているご家族。
・訪問介護の自転車に乗っている
 ホームヘルパー2級の兄ちゃん姉ちゃん
・区で開催している
 介護予防に参加している方

そういう方は、
限りなく訪問マッサージの

患者になる可能性がい方々です。

同じ1000枚配るにしても、
1丁目1番地から順に
1000枚配るよりも、
ターゲット10人をみつけ
その周辺の10か所に
100枚で合計1000枚配ったほうが
効率がいいのは決まっています。

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このように、ぼくも開業当初は、
デイサービスの送迎車を追いかけて
見込み患者さんの
発掘作業を行っていました。

僕の場合は、ポスティングで
郵便ポストにチラシを入れる所までしか
行っていませんでしたが、
M先生は、デイサービス送迎車から
降りてくる患者さん宅には、
「ピンポーーン」とインターフォンを
鳴らして、出てきたご家族に
直接チラシを手渡しで渡していました。

もちろん、ただ渡すだけではなく、

・自分は何者であるか?
・訪問マッサージ、
 訪問鍼灸はどういったサービスか?
・どういった想いで仕事をしているか?
・無料体験の案内

といった内容を直接家族とお話しします。

すると、もともと要介護認定を受けて、
様々な介護サービスを
受けている患者さんの
ご家族なので、訪問マッサージや訪問鍼灸の
サービスを受ける事に対しても、
それほど抵抗がなく、
すんなり無料体験までこぎつけることが
可能になったと。

M先生は結果的に、
直接手渡しした患者さんの
約80%の方について無料体験まで
持っていき、保険の患者さんを
増やしていったそうです。

M先生も、開業当初は
相当暇だったそうですが、
16時からのデイサービスの送迎車の
追っかけとピンポン営業だけは
日課として継続していきました。

独立開業した当初は、
「お金は無いけど、
 時間は死ぬほどある」
という方がほとんどだと思います。

自宅でインターネットで調べても
なかなかいいアイデアは出てきません。

16時になったら、
自転車やバイクで
駆けまわって、
足を使う事で
いいアイデアが
出てくることもあります。

是非、時間を有効活用して
突破口を開いて行ってください!