こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
訪問鍼灸マッサージの現場では、
目の前に、
・明らかに歩行困難な
状況の患者さんがいる、、、
・明らかに要介護5で寝たきり状況の
患者さんがいる、、、
・明らかに関節が固まって拘縮を
起こしている患者さんがいる、、
・明らかに神経痛による痛みや
シビレに苦しんでいる
患者さんがい
にも関わらず、
医師が同意書を発行してくれずに
保険治療の施術が
スタート出来ないこともあります。
そんな時に、
どう対応すればよいでしょうか?
同意書発行に関しては、まずは
患者さんの主治医にお願いしますが、
その主治医が同意書発行を拒否した場合は
他の医師にお願いするなどの
方法を試さなくてはなりません。
ただ、他の医師にお願いするにあたっても
初見の病院の場合は、
まずご本人が診察のみ受けておいて
その後2回目以降の診察時に、
できれば同行するなどして
鍼灸やマッサージについて
お伺いするのが一般的です。
患者さんが初診で病院に行く前に
「うちの治療院に、訪問治療を
ご希望の患者様がいらっしゃいまし
そちらのクリニックに
ご紹介させていただきたいのですが」
という感じで、ドクターに
こちらから電話をしておくと、
それ以降の対応が
スムーズに運ぶケースが多いです。
・患者さんもマッサージを望んでいる
・家族もマッサージを望んでいる
・施術者も責任をもって対応したい
といった姿勢で、
施術者や院の代表が
直接アピールする方法は効果的です。
ただし、世の中には、
東洋医学(マッサージや鍼灸)は
医療として一切認めないといった
スタンスの医師もいます。
そういう医師にいくら
お願いしても時間の無駄ですので
すんなりと同意してくれる
別の医師に診察をお願いした方が
得策だと思います。
同意書が必要なのは
他でもない患者さんですし、
ご家族や、紹介して下さった
ケアマネさん等を
がっかりさせないた
同意書をいただけるような
道を切り拓いていかなくてはなりません
患者さんがマッサージや
鍼灸が必要な症状でお困りで、
ご家族も、在宅での
鍼灸マッサージ治療を望んでいる。
それなのに、ドクターが
同意書を書いてくれない。
このようなケースは、
誰もが必ずぶち当たる壁です。
地域医療に携わっていく
チームの一翼として、
信頼関係を築いていかれる
チャンスともなりえますので、
あきらめないで
チャレンジする姿勢が大切です。
主治医に同意書をお断りされることで
その度にケアマネさんとの
関係が微妙になったり、
なにより患者さんの
落ち込みや本当に残念がる様子を
見るのは切ないです。
そんな時は、
他に通われている病院などを
伺って、
他の病院で同意書を
発行してもらえないかお願いする、
または『協力医師』と連携して、
同意書を書いてもらう等の
手段が有効です。
地元で同意書で困った際に
協力して頂けるドクター数名と
良い関係を構築することが出来れば
同意書問題で困ってくることも
少なくなってきます。
(参考)
【YouTube】
同意書で困ったときの協力医師開拓法