父の最期から学ぶ、生きる意味

こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

最初に断っておきますが、、、、、、
今回の内容は、
かなり私的な内容になるので
書くかどうか迷いましたが、
心の整理的な意味合いで残しておきます。

興味のない方は
スルーしてくださいね。

実は先日、父が他界しました。

82歳でした。

82歳と言うと
男性の平均年齢に近く、
ほぼ天命を全うした、
ということだと思っています。

実は、数年前から介護施設に
お世話になっており、
短期の入退院を何度かしており
徐々に身体が
弱っていたのだと思います。

亡くなる前の休日に
母と妹が介護施設に伺って
いつも通りの
会話をしていたそうですが、
別れた後、しばらくしてから
急変したらしく
大学病院に緊急搬送となりました。

入院後に、母と電話やLINEで
状況確認のやり取りをしていましたが、
結論から言うと、
いわゆる「死に目に会えず」
というやつでした。

「死に目に会えず」と言えば、
父方の祖父母、母方の祖父母、
そして今回の父と
誰一人として
死に目には会ってないですね…。

それで、
急遽実家(神奈川県)に帰って
お通夜、その翌日に本葬となりました。

葬儀が終わり、今は相続のことで
バタバタとしているわけですが、
父が亡くなってある程度の
日にちがが経ってくると
色々と考えることがあります。

82歳で亡くなった父親を見て、
やはり、

「自分はどうなんだ?」

ということを考えますよね。

人生100年時代と言われていますが、
父親が82歳、
父方の祖父が72歳、
母方の祖父が83歳、
で亡くなっているので
自分の寿命も80歳前後なのかなと。

介護が必要となる期間は
男性は約8年というデータがありますので、
元気でいられるのは72歳までかなと。

そうすると、今年48歳になるので
あと、24年しか残っていないのか、、、、
と、自分の「死」についても
嫌でも考えるようになりました。

同時に、後悔しない人生にしていきたい
と今まで以上に思うようになりました。

因みに、死ぬ時に
後悔する事トップ5については、
全世界でほぼ共通しているようで、
下記の5つになるそうです。

==============

1. 「自分自身に忠実に生きれば良かった」
「他人に望まれるように」ではなく、
「自分らしく生きれば良かった」という後悔。
これがもっとも多いそうです。

人生の終わりに、
達成できなかった夢が
たくさんあったことに
患者たちは気づくのだそう。
ああしておけばよかった、という
気持ちを抱えたまま
世を去らなければならないことに、
人は強く無念を感じるようです。

2. 「あんなに一生懸命働かなくても良かった」
男性の多くがこの後悔を
するとのこと。

仕事に時間を費やしすぎず、
もっと家族と一緒に
過ごせば良かった、と感じるのだそうです。

3. 「もっと自分の気持ちを
  表す勇気を持てば良かった」
世間でうまくやっていくために
感情を殺していた結果、
可もなく不可もない存在で
終わってしまった、という
無念が最後に訪れるようです。

4. 「友人関係を続けていれば良かった」
人生最後の数週間に、
人は友人の本当のありがたさに
気がつくのだそうです。
そして、連絡が途絶えてしまった
かつての友達に想いを馳せるのだとか。
もっと友達との関係を
大切にしておくべきだった、という
後悔を覚えるようです。

5. 「自分をもっと幸せに
  してあげればよかった」

「幸福は自分で選ぶもの」だと
気づいていない人がとても多い。
旧習やパターンに絡めとられた人生を
「快適」と思ってしまったこと。

変化を無意識に恐れ「選択」を
避けていた人生に気づき、
悔いを抱えたまま
世を去っていく人が多いようです。

==============

多くの人は、
ここに挙げたようなことに
後悔しながら亡くなっていくそうです。

そうならない為、つまり
悔いのない人生を送るということは、
もちろん、

・大きな家に住むとか
・毎月海外旅行に行くとか
・軽井沢に別荘を持つとか
・六本木にオフィスを構えるとか
・フェラーリに乗る

といった、
己の欲を満たすことも重要ですし、
上記の5つ後悔を避けるためにも、
「自分がやりたいと思ったことをやっておく」
ということはとても重要です。

しかし、それと同時に、
「自分の能力で社会に貢献する」
ということが
更に重要なポイントだと思います。

この両立が出来るか否かが、
「あぁ、後悔のない
 いい人生だったなぁ。」と
納得しながら、この世を去っていく
キーポイントだと思います。

父の死を通して、
残り24年間で、
何をすれば良いのか?
逆算して、
今日、3か月後、1年後、
10年後、20年後になにをすべきか。
そんなことを、
じっくり考えるのも大切だなぁと、
改めて感じました。