こんにちは!
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
訪問治療院のビジネスモデルは、
医療や健康管理に関連する施術サービスを
主に高齢の患者さんに提供し、
健康を改善または維持することを
目的とすることですよね。
それで、ビジネスモデルを
組み立てる中では
次の3つの要素をどう
組み合わせるかが
重要になってきます。
それが、
「商品」「顧客」「販売方法」
の3つです。
もし、今のビジネスの売上が
停滞している場合は
この3つの要素のどれかを
ズラしてあげることで
突破口が見えてきたりします。
ズラし方としては、
1:「商品」をズラす
2:「顧客」をズラす
3:「販売方法」をズラす
4:「商品」と「顧客」をズラす
5:「商品」と「販売方法」をズラす
6:「顧客」と「販売方法」をズラす
7:「商品」「顧客」「販売方法」の全てをズラす
などがあります。
ぼくの開業当初の事例で言うと
「顧客」をズラすことで
劇的な売上げアップを達成しました。
僕は、サラリーマン生活に憤りを感じ、
高速道路での交通事故をきっかけに
治療家になるべく学校へ入学、
卒業して半年後に
鍼灸・マッサージ師として
2005年の9月に自宅開業をしました。
しかし、
開業初月の売り上げは月商4万円…
2か月目の売り上げは月商2万円…
3か月目の売り上げは月商2万円…
という超低空飛行な経営をしており、
アルバイトしながら、なんとか
独身男子(当時29歳)が東京都内で
生活していくギリギリのラインでした…。
そんな中で、
「商品」「顧客」「販売方法」
の中の「顧客」を変えたことで
結果的にひとり治療家として
月商2万だったのが、
短期間のうちに
月商100万を超えました。
どうやって、月商2万から
月商100万になったかというと
開業4か月目に、初めて
「訪問マッサージ」を始めたことと、
「商品」「顧客」「販売方法」の中の
「顧客」を変えた結果です。
どうやって変えたかというと、
・月商2万当時
「商品」:マッサージ、はり灸
「顧客」:40代の主婦
「販売方法」:インターネット
↓↓↓
・月商100万当時
「商品」:マッサージ、はり灸
「顧客」:80代のおばあちゃん
「販売方法」:インターネット(紹介)
という形で「顧客」を
40代の主婦⇒80代のおばあちゃん
に変えました。
提供する商品(マッサージ、はり灸)は
自宅兼治療院で提供していた商品と
在宅の現場で提供した商品も
内容はまったく変わっていません。
「販売方法」についても、
開業当初は訪問マッサージを
やっている治療院のホームページも
少なかったので、
80代のおばあちゃんの
娘さんなどからの問い合わせがありました。
そこからの口コミ紹介などもありましたね。
その後、「販売方法」については
ケアマネさんへのリアル営業などに
転換していきますが、開業当初は
ネット集客でのご依頼も多かったです。
つまり、40代の主婦にやっていたことを、
顧客と場所を変えて80代のおばあちゃんに
提供しただけで、「月商2万→月商100万」
になったのです。
多くの治療家さんは、自分の治療院の
売上が上がらないのは
「商品」(自分のマッサージの技術)が
イマイチだからだと思ってしまいます。
しかし、学費500万円を準備して
3年間の勉学をして
難関の国家試験を突破した上で、
独立開業を決意した段階で、
そこそこ自信のある
「商品」(自分のマッサージや鍼灸の技術)
は持っているはずです。
もし、あなたの治療院で提供している
「商品」(マッサージ、
はり灸、整体、カイロなど)の
売上がイマイチ伸びていない場合は、
「顧客」を女性から男性に変えてみる、
「顧客」を高齢者から
幼児(小児麻痺など)に変えてみる、
「販売方法」を
ネットから介護雑誌の広告に
変えてみるなど、
どれかをズラす発想を持ってみてください。
それだけで、突破口がみえて
劇的な売上げアップに
つながることがあります^^