毎月915件のケアマネ営業(量は質を凌駕する)

こんにちは!
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

以前に開催した

【鍼灸マッサージ師の
 応援団長として億超え院を
 作るセミナー】の

岩田真人さんの治療院では、
毎月915(約1800人のケアマネ)への
営業活動をしているといいます。

岩田代表の治療院では、今まで
1300人以上の患者さんを集客してきた
実績があるので、その集客方法を
教えてもらおうと思って聞いたところ、

「うちは、毎月915
 ケアマネ事業所さんに
 さくら通信という
 ニュースレターを配っています

と、おっしゃいました。

「えっ、毎月915?どうやって!?」

と思ったので、
具体的な手法を聞いたところ、、、

藤井
毎月915!?
 1か月でそんなに廻れるのですか?」

岩田代表
「4人の相談員スタッフがいるので、
 1人当たり230程度を
 担当して廻ります」

藤井
「一人当たり、230ですか!?
 でも、ケアマネさんに
 会えないこともあるんじゃないですか?」

岩田代表
「もちろんです、
 半分程度は会えません」

藤井
ケアマネさんに会えない時は
 どうするのですか?」

岩田代表
ケアマネさんが
 複数人いる事業所さんの場合は、
 他のケアマネさんに渡します。
 その時、
 その事業所にいるケアマネさんの
 人数分のさくら通信
 (ニュースレター)を渡します。

 1人で経営しているようなケアマネ事業所で
 不在の場合は、一筆箋に
 ニュースレターを届けに来たことと、
 その時に感じたことなどを
 ひと言書いて、ポストに入れておきます

藤井
「じゃあ、ケアマネさんに会えるまで
 何度も何度も来ることはないんですね?」

岩田代表
「それはないですね。
 数を廻らないとならないので…」

藤井
ケアマネさんに会えた時は、
 どんな会話をするのですか?」

岩田代表
「「こんにちは!
 さくら通信お持ちしました~!」って
 言うだけです。」

藤井
「それだけ?」

岩田代表
「それだけです!」

藤井
「何か院のアピールなどはしないのですか?」

岩田代表
「しません。
 ”さくら通信お持ちしました~!”と言った後に、
 3秒間の「間(ま)」を作ります。

 それで、何かしらの
 紹介案などがあるばあいは、
 ケアマネさんの方から、
 ”そういえば、こういった症状の方は
 訪問マッサージ出来る?”と
 ”○○地区の要介護2の
 女性なんだけど往診出来る?”
 などと、
 ケアマネさんの方から話してきます。

 なので、僕らの方から
 話すことはありません。」

藤井
「じゃあ、1当たりの
 ケアマネ営業にかける時間は
 どの程度ですか?」

岩田代表
10秒程度です!
 それでいいのです!
 10秒でさくら通信(ニュースレター)を
 渡して、そのネタで1分でも
 ケアマネさんの頭に残ってくれれば
 いいだけですから

藤井
「なるほど、そういった仕組みで
 毎月915廻っているのですね~」

セミナーに参加した先生からも、

「何故、そんなにをこなすのですか?」

という問に対しても、岩田代表は

「今の訪問マッサージ業界では、
 圧倒的によりが大事だからです!

と即答していました。

そして、当然ながら、ケアマネ営業
ある程度のをこなさないと
は向上してきません。

まさに、「凌駕する」って
やつですね。

よく、訪問マッサージにおいての
ケアマネ営業については、
毎月毎月ではなく、
3か月に1度など頻度を下げて、
そのぶん一回一回の
もっと上げた方がいいのでは、
という声を聞くこともあります。

日々の訪問マッサージの活動が
忙しくなっていく中で更新頻度が
高いと段々ネタ切れになっていき、
毎回の充実度は下がっていく。
その結果、治療院のイメージも
下がってしまうのではないか。

しかし、ケアマネさんへの営業活動は、
自分の院のプレゼンテーションの
場ではありません。

毎回、最高の資料と
最高のトークを考えるよりも、
まずは接触頻度頻度の方が大切です。

ケアマネさんに渡すニュースレターも
毎回面白い内容であることを
期待しておらず、
たまに自分の興味にあったネタや記事があればいい、
という位にしか考えていないものです。

人気のニュースレターというのは、
より多数のケアマネさんに対して、
このヒット率が
高いものなのだと思います。

そもそもケアマネさんが、
一つのニュースレターを
読む時間は1~3分程度だと思います。

また、訪問マッサージ院においての
ケアマネ営業の本的な効用は
自院のブランド形成ではなく、
ちゃんと活動している治療院であることを
感じてもらうことや、
接触が増えることによる、
ケアマネさんの脳内SEOで
上位表示されるようにしたり
することです。

だとすれば、悩むことなく毎月毎月
ケアマネさんとの
接触を続けて行くべきである。

これらの行動を
何年もかけて継続できたときに、
上で述べた効用が
真価を発揮されるはずです。