こんにちは!
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
ここ最近、
柔整師の先生が
訪問鍼灸を始めたいという
ニーズが急上昇しているようです。
柔道征服師といえば、
一昔前であれば、
「整骨院を開業すれば年収1000万は堅い」
「院長は経費でベンツを購入」
「経営が上手く行けば、自社ビルが建つ」
と言われていましたが、
ここ最近は、柔道整復師を
育成する学校の新設の影響や
卒業生の増加によって、
「供給過剰」状態となっています。
そんな状況下で、訪問鍼灸に
活路を見出そうとしている
柔整鍼灸師からメッセージを頂きました。
—- Original Message —–
ひとり整骨院を経営しながら
お昼休みなど空いている時間を使って
訪問鍼灸を行っていましたが、
1月より整骨院を閉めて、
訪問鍼灸一本でいく心づもりが出来ました。
店舗を閉めてしまい、行動すれば
確実に成功への道があることは
わかっていましたが、
なかなかできませんでした。
しかし、退路を切ったので
2025年からは柔道整復師の資格を使わずに
訪問鍼灸のみでやって行こうと思います。
—— End of Message ——
整骨院経営をしてきて、
今までの既存の患者さんが居る場合は
スグに店を閉めて、訪問一本に
切り替えるのは、時間が掛かったと思います。
ただ、ひとり治療院の先生で、
「訪問+実費」
「訪問+柔整」
「訪問+店舗」
など、二つの柱を確立しようとしても
どちらも中途半端になってしまうケースが
非常に多いです。
スタッフさんや後継者がいるのであれば、
店舗や柔整保険の部門を
任せることは出来ますが、
ひとり治療院の場合は、
なかなか難しい部分があります。
振り返ってみれば、
偶然だったのですが、僕の知り合いで
過去に柔道整復師の資格は封印して、
訪問治療のみで活路を見出した
先生がいらっしゃいました。
これからの時代は、
柔整の資格で食べていくのではなく、
柔整の資格を在宅での外傷治療や
疾患の識別などに役立てる手法が
正解なのかもしれません。
来年1月で店舗を締めて、
訪問鍼灸1本でやっていくという
選択は勇気が必要だったと思いますが、
大正解だと思います。
是非、2025年度は訪問治療に絞って、
地域の高齢者のため、
そしてご家族やご自身の為にも
頑張っていただきたいものですね。