リファラル採用の紹介料も高騰!

こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

年末にかけて
転職市場の動きが出てきましたが、
訪問治療院を経営する上で、
が一度は悩むであろう
「人材採用について、
ちょっと本質的なお話をします。

ここ最近、とくに増えてきているのが、

「求人広告に出して
 応募がまったく来ないんです」

「やっと来たと思ったら、
 面接前に辞退されました…」

採用して、すぐ辞めちゃうんです」

という声。

どの院似たような悩みを抱えています。

そんな中で、最近になり改めて
注目されているのが、
リファラル採用」=
スタッフ紹介による採用です。

つまり、今いる施術者やスタッフから、
「うちの院、いいよ!
 一緒に働かない?」と
友人・知人の施術者を
紹介してらう採用スタイルですね。

リファラルは、広告費抑えられ、
マッチングの質高く、離職率低め。
さらに、最初から
院の雰囲気や仕事内容を
ある程度わかってくれているので、
定着しやすい。

実際にうまく活用している治療院では、
この「紹介採用」だけで
人材確保が
できているところあるくらいです。

ただ、ここが
大事なポイントなんですが、
紹介が生まれる院には、
ある“前提条件”があります。

それは、

「スタッフ自身が、この職場を
 “紹介したい”と思っているか?」

です。

し仮に、今いるスタッフが、

「社長の考えに共感できない」

「職場の雰囲気がギスギスしている」

「患者さん対応ばかりで疲弊している」

そんな風に思っていたら、
わざわざ大切な友人を
紹介したいとは思いませんよね。

むしろ、

「やめといたほうがいいよ、ここ…」

となるのが自然です。

逆に、こんな気持ちで
働いているスタッフならどうでしょう?

・「この職場、居心地いいんだよね」

・「社長がちゃんと話を聞いてくれる」

・「患者さんに感謝されるからやりがいがある」

こんな風に感じていれば、
紹介しよう”なんて
指示を出さなくて
自然と声をかけてくれます。

つまり、リファラル採用
うまくいくかどうかは、
“社外に打つ求人”ではなく、
“社内の満足度”で決まるということです。

そして今は、リファラル
紹介インセンティブ」高騰しています。

数年前までは
「友達紹介1人で5万円程度」が
相場でしたが、
最近では「30万円出すから!」という
あります。

、ここで勘違いしてはいけないのが、

「お金を積めば
 紹介してらえるわけじゃない」
ということ。

紹介インセンティブは
あくまで“きっかけ”。
本質はやはり、
「この職場を大切な人に紹介したい」と
スタッフに
思ってらえているかどうかです。

そのために必要なのは、
豪華な制度や
高待遇ばかりではありません。

・月1の1on1面談で、想いを聞く

・毎朝「最近どう?」と一言かける

・困っていることがあれば一緒に考える

こうした、日々の小さな積み重ねが
「この院で働いててよかった」と
感じてらえる理由になります。

リファラルを強くするために、
一番最初にやるべきこと。

それは、
「今いるスタッフが、
 気持ちよく働けているか?」
見直すこと。

それだけで、
求人広告に何十万使うより
“自然な採用”に
つながる可能性があります。