こんにちは。
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
年末年始の休暇も本日(1/4)までで、
明日(1/5)から新年の
営業開始という方が多いと思います。
年末年始は
ゆっくりできましたでしょうか?
「在宅介護には、
年末年始も関係ない!
患者さん、家族の為に
一生懸命尽くすんだ・・・」
というご意見もありますが、
最近、少し話題になったこちらの
ニュースご存じですか?
そう、あの丸亀製麺が
「12月24日、クリスマスイブの夜
営業を休止する」
と発表したというもの。
飲食業界では、
年末年始やイベント日は
「書き入れ時」とされがちです。
それにもかかわらず、
あえて、クリスマスイブの夜
営業をしない判断をしたことに対して
ネット上では賛否が分かれました。
「その日は行きたい人もいるのでは?」
「売上を捨てるのはもったいない」
そんな声がある一方で、
「従業員を大切にしていて好感が持てる」
「働く側からするとありがたい判断」
という意見も多く見られました。
圧倒的に、
「賛」の意見で溢れていました。
売上だけを考えれば、
営業するという選択肢もあったはずです。
それでも丸亀製麺が
クリスマスイブ休業を決めた理由は、
「従業員を優先する判断」です。
クリスマスイブの夜。
お客さんも従業員も同じ人間です。
多くの人にとっては、
家族と過ごしたり、
大切な人と食事をしたりする
特別な時間です。
一方で飲食業界では、
そうした日こそ忙しくなり、
「当たり前のように働く日」
になっているケースも少なくありません。
丸亀製麺は、
「その“当たり前”を見直そう」
と判断したのではないでしょうか。
このニュースを見て、
訪問治療院の経営にも
通じるものがあると感じました。
訪問治療院でも、
「患者さんのためだから
クリスマスも関係ない」
「お正月も断るわけにはいかないから」
と、スタッフに負担がかかる
スケジュールを
組んでしまうことがありませんか?
祝日対応、早朝の急な依頼、
イレギュラーな訪問。
一つひとつは小さなことでも、
積み重なると
確実に疲労は蓄積します。
そして怖いのは、
その疲れが“表に出にくい”ことです。
スタッフはなかなか
「しんどいです」
「正直きついです」
とは言いません。
だからこそ、
経営側が先回りして
考える必要があります。
「この働き方は、本当に続けられるか?」
「この判断は、スタッフの
人生にとってどうだろうか?」
丸亀製麺の休業判断は、
「売上よりも、人を優先する」
という明確なメッセージ
だったように思います。
もちろん、
休めば売上は減るかもしれません。
ただ、その一日の売上と引き換えに、
・従業員の満足度
・会社への信頼
・「この会社で働き続けたい」という気持ち
これらを得られるとしたら、
決して安い判断ではないはずです。
訪問治療院も同じです。
スタッフが安心して
働ける環境があってこそ、
患者さんに対しても、
良い治療・良い対応ができます。
「人が辞めない治療院」は、
仕組みや技術以前に、
“大切にされていると感じられるかどうか”
が大きな分かれ目です。
忙しいからこそ、
あえて休む。
あえて線を引く。
あえて「今日は対応しない」と決める。
それは人を守るための経営判断です。
丸亀製麺のニュースは、
これからの時代の経営において、
「従業員の人生を
どこまで考えられているか」
が問われていることを、
静かに教えてくれている気がします。
あなたの治療院では、
クリスマス、ゴールデンウイーク、
お正月、お盆、
子どもの運動会、卒業式など
スタッフの“特別な日”を、
きちんと守れているでしょうか?








