こんにちは。
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
先日、あるネットニュースに掲載されていた
記事に目が留まりました。
記事では、
在宅で家族を支える人が、
想像以上に大きな負担を
抱えている現実が紹介されていました。
介護や療養を受けている
“患者さん”の背後には、
仕事や育児と両立しながら支える
家族の姿があります。
周囲に頼れず、
「自分がやらなければ」と抱え込み、
心身ともに限界に近づいていく。
そして追い詰められた結果、
深刻な状況に至ってしまうケースもある。
記事が伝えていたのは、
「家族の頑張り」に依存する支え方には
限界があるという現実です。
だからこそ、家族のためにも
“社会資源”が必要だという
メッセージが強く感じられました。
私たち訪問治療院も、
その社会資源の一つに
なれると思います。
在宅療養の現場には、
必ず「家族」がいます。
・仕事を続けながら介護をしている配偶者
・遠方から通って支えている子ども
・育児と介護を同時に抱える世代
そして多くの方が、
「まだ大丈夫」と無理をしています。
訪問マッサージは、
単に身体をほぐすサービスではありません。
・定期的に専門職が自宅に訪問する
・身体機能の変化に気づく
・雑談の中から小さな異変を拾う
・家族が「少しの間でも安心できる時間」
を持てる
これは、まさに社会資源の役割です。
経営という視点で考えた時、
これからは「技術」や「単価」だけではなく、
「地域の中でどんな役割を
果たしているか」が問われます。
私たちは、
・医療と生活をつなぐ存在
・家族の安心材料
・ケアマネジャーから頼られるパートナー
になれる可能性があります。
もしご家族が、
「先生が来てくれるから助かっています」
と言ってくださっているなら、
それは単なる感謝の言葉ではありません。
それは、あなたの治療院が
“社会資源として機能している”証です。
訪問治療院経営は、
件数や売上に目が向きがちです。
もちろんそれは重要です。
しかし、もう一段高い視点として、
・私たちは家族の何を支えているのか?
・地域にどんな安心を提供しているのか?
ここを言語化できたとき、
治療院の価値は大きく変わります。
高齢化が進む社会では、
「家族だけでは抱えきれない現実」が
さらに増えていきます。
家族のためにも、社会資源が必要。
その一つに、私たちがなる。
そんな意識で現場を見ることが、
結果として選ばれ続ける治療院経営に
つながるのではないでしょうか。









