「セミの七年七日」から学ぶ準備の大切さ

こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

お盆休みが明けて、
今日から営業再開するという方も
いらっしゃると思います。

この季節は外を歩いていると、
夏の風物詩である
「セミ」の鳴き声が
あちらこちらで聞こえてきますね。

セミの一生は「七年七日」とは
昔からよく聞きます。
七年程度の期間は
幼虫として地中で過ごし、
成虫になって地上に出てからの
命はわずかに一週間(7日)。

そんなセミの一生について、
ふと考えてみた時に、
地中で過ごす長い時間と、
地上での短い活動期間。

その生き方が私たち人間にも
どこか通じるものがあると感じました。

そこで今日は、
「準備期間」と「活動期間」にわけて
お伝えいたします。

『準備期間』:見えない努力が成功のカギ

セミの一生の大部分は、
地中での準備期間です。
幼虫の間、数年間、
土の中でじっとして過ごします。

この期間は、表向きには
何も起きていないように見えますが、
実際には地中で着実に成長し、
次のステージに向けて
エネルギーを蓄えています。

人間の仕事においても、
この「準備期間」は欠かせません。

・独立をするための知識を得ること

・開業への市場の調査や資金調達

・人材の採用や物件などの選定

・名刺などの営業ツールの準備

など、
外からは見えにくい努力が
成功の土台を築いているのです。

すぐに結果が出なくても、
この期間を怠らずに過ごすことで、
後に大きな成果を
手に入れる準備が整います。

大切なのは、焦らずに
しっかりと準備に時間をかけること。
これが次の「活動期間」を
最大限に活かすカギとなります。

『活動期間』:短い時間でも全力で

セミが地上に出てくるのは、
準備が整った証拠です。

そして、彼らは
その短い地上生活の中で、
全力で鳴き、
次の世代に命を繋ごうとします。

セミにとっての
「活動期間」は短いですが、
準備期間の成果を
最大限に発揮するための時間なのです。

このように仕事においても、
「活動期間」を
全力で取り組む必要があります。

たとえその時間が短くても、
準備をしっかりと行ってきたなら、
その時にこそ
最大のパフォーマンスが発揮され、
大きな成果を引き寄せることができます。

一番大切な時間は、
他の人から見えない
「準備期間」であり、
繁盛や成功している治療院は
準備期間の結果でしかありません。

見えない努力を惜しまず、
そして準備が整った時には
全力を尽くすことで、
より高い効率をもたらすと思います!

しっかりと「準備」を行い、
次の「活動期間」に向けて備えましょう!