横柄すぎる電話に思わず絶句

こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

本日、ある地方在住の
男性(会社経営者)から
当協会に電話がかかってきました。

その内容が、まぁ傲慢で…。

要約するとこんな感じです。

・「○○市の訪問マッサージ院に
 母親の施術をお願いしたら、
 足がパンパンに浮腫んだんだぞ!
 どうなってんだ!」
(→知らない治療院なので、
 施術内容なんて把握できません…)

・「お宅の協会は、腕のいい先生を
 紹介してくれるんだろ?」
(→紹介はできますけど…
 正直、この人には紹介したくないな…)

・「俺は○○市で建築関連の
 会社経営してるんだ。
 地元の議員ともつながりがあるんだぞ!」
(→いや、そんなこと聞いてないし、
 興味もありません…)

・「とにかく母親の体を
 何とかしてくれよな!
 下手なことしたら承知しないからな!」
(→施術はできますが、“完治”を
 保証することなんてできません…)

・「だったらもういい、
 自分で探す!」(ガチャン)
(→・・・・)

いや~、久々に
「なんて横柄な人だ…」って思いましたよ。

お母さんの体調が思わしくなく、
焦りや不安があるのは理解できます。

ただ、それを差し引いても、
あの物言いはあまりにも乱暴でしたね

地元で建築関連の会社を
経営しているとのことなので、
自分の実績や
人脈に自信があるのでしょう。
それ自体は悪いことではありません。

でも、それが行き過ぎる
「傲慢さ」に変わります。

・他人の仕事の粗を許さず、
 完璧を押し付ける
・自分を持ち上げない相手には
 攻撃的になる

今回の電話は、まさにその典型。

横で聞いていたスタッフも全員
「傲慢だなぁ…」と口を揃えていました。

その態度を続けていれば、
周りの人は自然と離れていきます。
気づけば孤立して、結局は
自分の仕事もうまくいかなくなるんです

僕自身も、過去にちょっと
天狗になりかけたことがありました。

その時に思ったんです。
「傲慢にならないためには、
 憧れの存在を持つことだ」と。

比較対象が自分より未熟な人ばかりだと、
「自分が優れている点」
にばかり目がいき、
自然と傲慢になってしまいがち。

逆に、
「この人みたいに仕事したい」
「この人のように生きたい」
と憧れる存在がいれば、
比べる相手は常に自分より上。

だから、
自分に足りないところに目が向き、
「まだまだ精進しなきゃ」という
意識になるんですよね。

それが結果的に、周囲からは
「謙虚な人」と映るのだと思います。

僕も、傲慢にならないように、
常に学び続ける姿勢を
忘れずにいたいと思っています。

あなたはどうですか?
周りから「傲慢だな」と思われない工夫、
できていますか?