“ごまかしが効かないAI全盛時代”へ

こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

ここ最近、SNSや広告を見ていて、
「これ、本当に人作ったのかな?」
思う瞬間増えていませんか。

やたら完璧なプロフィール写真、
妙に滑らかすぎるナレーション、
“いかにもそれっぽい”商品写真…。

パッと見は自然なんだけど、
どこか“AIっぽさ”漂っている。

そんなコンテンツ
一気に増えた結果として、
今、世界中で
AIで作られたものは
 AIだと分かるようにしよう」
という動き加速しています。

AIで作られた画像や動画に
「これはAI生成です」といった
表示をつけるルールを、
各国の政府やプラットフォーム
議論し始めているんですね。
Reuters
+3
EU人工知能法案
+3
デジタル戦略欧州委員会
+3

つまり、
ごまかし効かない時代に入ってきた”
ということです。

これ、訪問マッサージの世界にも
実は非常に深い関係あります。

というのも、
今の社会では
「見た目をよく見せることは簡単だけど、
 中身伴っていなければすぐバレる」
という空気
どんどん強くなっているからです。

SNSやPRでどれだけ
綺麗な言葉を並べても、
実際の対応雑だったり、
報告遅かったり、
患者さんに寄り添っていなければ、
一瞬で信頼は崩れてしまう。

逆に、
“中身本物”の治療院ほど強くなる時代
だとも言えます。

AIの透明性議論を見ていて、
改めて感じたのは、
訪問マッサージの価値って
“情報”ではなく“実体験”にあるということ。

・施術者と話したときの安心感
・玄関先での温かい声かけ
・患者さんの生活に寄り添った提案
・その日の体調を踏まえた微調整

こうした“本物の接点”
患者さんやケアマネさんに伝わります。

そして、これはAIでは
絶対に置き換えられない部分です。

今の時代は、
表面的な情報や広告よりも、
「この院は本当に信頼できるか?」
強く問われます。

だからこそ院長として意識したいのは、
誤魔化しゼロで勝負する姿勢”です。

例えば、

・施術報告を丁寧に送る
・できること・できないことを正直に伝える
・初回説明で迷惑になる可能性も含めて話す
・不調改善していれば言葉でフィードバックする
・患者さんの生活背景に踏み込んで聴く

こうした当たり前のことを、
当たり前のレベルを超えて丁寧に徹底する。

結局のところ、
これ“本物の治療院”をつくります。

AIどれだけ進化しても、
患者さんの心に触れるのは人の仕事です。

そして、
ごまかし効かない今の時代ほど、
あなたの院の“誠実さ”大きな武器になる。

表面ではなく、本質で選ばれる院
そのために今日も、
ひとつひとつの施術と
会話に向き合っていきましょう。