こんにちは!
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
2017年度も終わろうとしている中、
来年度の2018年度の目標設定を
している方もいらっしゃるでしょう。
目標数値の設定については、
色々な考え方があると思います。
もちろん、
- 「まずは、月商100万円の売上でしょう!」
- 「いやいや、利益率が90%を維持したい!」
という人もいらっしゃるでしょう。
そりゃ、そうですよね。
訪問マッサージ・訪問鍼灸の
経営を行っている以上、
売上を上げて、利益を残して、
その利益を再投資して、
更に売り上げを上げて、
利益率を高くしていくということに
注力するものです。
ただ、
「売上アップ」、「利益率アップ」
という漠然としたものでは、
なかなか日々の行動に落とし込んで
実行まで結びつきません。
例えば、院長先生であるあなたが、
「今月は、先月よりも売上をあげる」
と目標を立てたとしても
じゃあ、何をしたらいいのか分かりません。
「今月は、頑張って先月よりも売上をあげる」
という目標を設定するのと、
「先月は、1日平均で4人のケアマネさんと会えて、
月間で2件の新規患者獲得に繋がった。
今月は営業日数が25日あるから、1日平均で
5人のケアマネさんと会えるようにスケジュールを組もう。」
という設定をした方が、
具体的に何をすればいいのか分かります。
このように具体的な数値を出して、
最終的な利益に結びつくようするのが、
院長先生(経営者)の仕事であります。
ちなみに、
ひとり治療院の院長先生の場合は、
自分で考えた数値を、
自分に指示を出して
自分で実行する
と、なりますので、
経営者の自分と労働者の自分を
共存させていく必要があります。
なので、
意外と、ここが難しいです。
例えば、
日々の目標数値が
「1日10枚のハガキを書く」
だったとします。
この目標を達成するために
日々、訪問マッサージの現場の仕事が
終わったら、ケアマネさんやご家族あてに
黙々とハガキ書きをします。
なぜ、この目標を掲げているのかというと、
経営者としての自分が、
売上アップに繋がることとして
1日10枚のハガキ書きという数値を出して、
この目標数値を達成することを
自分自身に指示したからです。
この目標が達成できれば、
結果として、今月の売上アップに
つながると考えているからですね。
どんな数値を目標として、
最終的に利益とするのかは
訪問マッサージの経営においても、
かなり面白いところなので、
ぜひぜひご自身でも考えてみてくださいね。
現在、あなたがやっていることが
果たして、将来の利益につながるのか?
ここを十分に確認しながら、
改善を繰り返していく必要が
有るかなと思います。