自分の可能性にかける!

サイコロ

こんにちは!
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

さて、昨日は、訪問マッサージのスタートアップセミナーという事で
これから訪問鍼灸マッサージで独立開業を目指す
先生たちを対象にしたものでした。

”これから先、本当に自分自身で
独立開業してやっていけるのか?”

という不安を抱えている先生が多かったですが、
不安を抱えているときに一番ダメなのは
動かないことです。

動かないと、不安が大きくなって、
もっと動けなくなってしまいます。

ある程度、怖いもの知らずの精神で
外に出て、動いていく必要があります。

怖いもの知らずといえば、
転職、独立など人生において
大きな分岐点となりうる時には
勢いで動くことが大事な時もあります。

僕自身今、振り返って考えると怖いのですが、
独立起業のときは怖いもの知らずで前に進んでいきました。

思い出すと、ちょっと恥ずかしいのですが
独立開業当時は散々な恥を、たくさんかいてきました。
なので、交渉のたびに、恥をかきながら学んできました。

例えば、

  • 区役所の健康保険課の窓口では、
  • 「藤井さん、この療養費申請書(レセプト)は償還払いで良いんですよね?」

    「えっ??すんません・・償還払いって、何でしょうか?
    傷寒論なら聞いたことありますけど、古典とは関係ないですよね??」

    「・・・・・・・・」

  • 同意医師からの問い合わせ電話では、
  • 「藤井さん、変形徒手矯正法はやらないんですか?」

    「えっと・・、変形徒手矯正法って、カイロのことですか?
    自分はボキボキみたいな矯正はしないですけど・・・」

    「・・・・・・・・」

  • 税務署の開業届け窓口では、
  • 「藤井さん、確定申告は青色でやるつもりなんですよね?」

    「青色って、なんですか?赤とか黄色とか他の色もあるんですか?」

    「・・・・・・・・」

本当に、分からない事が多すぎたので
いろいろと失敗したものです・・・。

しかし!

実は、多くの方が、独立開業したくても
できない最大の原因がここにあります。

あなたは、気づきましたでしょうか?

簡単に説明させていただくと、
鍼灸マッサージ師の資格を持っているし、
開業権もあるんだから、
多くの方が独立開業したいといっています。

しかし、実際にそれを行動に移す人は、
わずかな人々しかいません。

なぜなら、開業する前に、失敗しないようにと
一生懸命、勉強しようとするからです。

失敗したら終わりだ。
もっと良い、成功法があるはずだ。

と、開業することじゃなく、
勉強に力を注いでしまうのです。

終わりのない勉強をずっとしているのです。
つまり、一歩も前に進む行動していないのです。

世の中には、

「独立起業後、1年以内に倒産する企業の割合は30~40%
 3年以内に倒産する企業の割合は70%
 10年以内に廃業する企業の割合は93%」

といったデータもあるようですが、
こんな数字は自分以外の確率論に過ぎないわけです。

杉村 太郎さんというかたの
書籍「 アツイコトバ」の中に
こんなメッセージがありますので
ご紹介いたします。

確率ではなく、可能性にかけろ

自分より確率を信じて動く奴は臆病者だ。確率に依存している。
言い換えれば自信がない。うまくいかない場合ばかり考えている。

戦略的な奴でもない。中途半端、すなわち真逆だ。
なぜなら彼らは、何一つ動く前から、真剣に考える前から、
計算してしまっている奴なのだから。

確率より可能性にかけろ。君が欲しいなら。

みんながビビって選ばないからこそ、
可能性は実はみんなが思っているよりずっと高い。

挑戦者以外の自分を認めるな。
自分で自分を絶賛して生きるのだ。

ただし条件よりあります。

現実を直視すること。全力で立ち向かうこと。
問題意識を持つこと。直感を大切にすること。

自分をどんなに信じていようと、甘い発想では突破できない。
これでもかと考え抜くのだ。どうすれば実現できるか、
それだけを。戦略的とはそういう意味です。

どんなに客観的な確率が低くても、だれに無謀だと言われても、
自分のなかでは99%の成功の確信を持って挑戦するのだ。

確率をとるか、可能性をとるか、結果以前に人間が問われている。
結果よりも大事なものを持っているか、否か。

あなたは世の中の確率を信じますか?
それとも、自分の底知れない可能性を信じますか?

実は、自分ってスゲー奴なんだと
信じるような生き方も面白いと思いますよ^^